V.R.のポルカ
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V.R.のポルカ(仏語:Polka de V.R.)はセルゲイ・ラフマニノフのピアノ曲。クセヴィツキーが経営していた楽譜出版社(仏語:Edition Russe de Musique)の1911年のピアノ曲集“Nouvelle Collection de Musique”にて発表された。現在はブージー&ホークス社より刊行されている。初版では Polka de W.R. と題されており、ブージー&ホークス社の現行版もこれを踏襲している。題名にあるV.R.(もしくはW.R.)とは、ラフマニノフの父ワシーリー(・アルカディエヴィチ)・ラフマニノフの名の頭文字にほかならない。「ゴドフスキー氏に(A Monsieur Lopold Godowsky)」献呈されている。
ラフマニノフは、父ワシーリーが素人ながらもピアノをよく弾いたことを憶えており、少年時代の思い出をもとに、父親のよく弾いたポルカをパラフレーズして《V.R.のポルカ》を1911年に書き上げた。題名からも察せられるように、ラフマニノフはこの舞曲を父親の独創ないしは即興演奏だと思っていたようだが、現在では原曲が判明し、ワシーリー・ラフマニノフの作品ではないことが分かっている。
真の原曲は、19世紀ドイツのサロン音楽(パーラー音楽)の作曲家、フランツ・ベーア(Franz Behr, 1837年~1898年)の作曲した、ピアノのための冗談ポルカ《笑う小娘(Scherzpolka: Lachtäubchen)》作品303である。
変イ長調、4分の2拍子、アレグレット。右手の簡単な序奏のあと、左手の広い音域による合いの手の入ったポルカが始まる。「レッジェーロ」の記号どおり軽やかなダンス。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴 Text is available under GNU Free Documentation License. |