BLOODY MONDAY
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| BLOODY MONDAY | |
|---|---|
| ジャンル | 少年漫画 |
| 漫画 | |
| 原作・原案など | 龍門諒 |
| 作画 | 恵広史 |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | 週刊少年マガジン |
| 発表期間 | 2007年17号 - 連載中 |
| 巻数 | 4巻(2008年2月現在) |
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『BLOODY MONDAY』(ブラッディ・マンデイ)は『週刊少年マガジン』2007年17号より連載開始した原作・龍門諒、作画・恵広史の漫画作品。
目次 |
概要
「目眩く頭脳戦!」「予測不能の展開から目を離すな!」「少年漫画史を変えるショッキングサスペンス連載」という触れ込みで始まった、第1話目から巻頭カラー67ページという大型連載。
また、巻末のアンケート内容から、メディアミックスも視野に入れていると思われ、マガジン編集部のこの作品への力の入れようがわかる。「最終回まで生き残って欲しいと思うキャラを1人選んでください」というアンケートもあることから、かなりの死者が出るものと思われる。実際、今までも主役級の人物から脇役までの幅広いキャラ層が死に、大量の死者が出ている。そして「犠牲者当てクイズ」なるものもある。
ストーリー
極寒の地・ロシアで売人から超危険なウイルスを手に入れた女・折原マヤ。彼女は売人にウイルスを感染させ、日本へと向かう。そして東京でロシアの工作員を殺害し、今度は主人公・高木藤丸の通う学校へ生物教師として赴任して来た。テロリスト・折原マヤの目的は、ウイルスの感染爆発、天才ハッカー『ファルコン』及び治安維持組織『THIRD-i』の監視、そして、『クリスマスの虐殺』ファイルの回収。果たして、ファルコンこと高木藤丸は、日本を救うことが出来るのか!?
登場人物
注意:以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。
弥代学院
- 高木 藤丸(たかぎ ふじまる)
- 主人公。弥代学院高等部2年で新聞部員。
- 授業はサボる、女子のスカートを捲る、授業中に隠れてエロゲをする等、普段は不真面目な学生だが、影では高度なハッキング能力を駆使し悪人の不正を告発する天才ハッカー「ファルコン」としての一面を持つ。その天才さは天性のものだったらしく、小4の時に有料アダルトサイトにハッキングする程の腕前。父親の勤める公安調査庁のコンピュータシステムに侵入したことがきっかけで、父の仕事の手伝いをしている。尚、ファルコンの名前の由来は高木の「高」を「鷹」と読ませその英語読みからきている(ちなみに、鷹の英語読みは「Hawk」であるため、隼の英語読みが正しいと言える)。
- 九条 音弥(くじょう おとや)
- 弥代学院高等部3年生で新聞部部長。
- 祖父が法務大臣であるためか、父が法務省に勤務している藤丸とは小さな頃からの付き合い。藤丸がファルコンであることも以前から知っている。弓の名手で、全国大会を二連覇しており、その腕前は60m先の人間にも命中させることができるほど。家は裕福で、藤丸が迷うほど広い。クールな顔付きではあるが、ムッツリスケベの傾向があるようで、藤丸並の興味を示す(小4の時に藤丸がアダルトサイトをハッキングした時も止める振りをしながらガン見していた)。ロシア語が多少できるらしい。遥のことを好きなようで、「多少のムチャしたくなるくらい」と語っている。本人は片想いのつもりでいるらしいが、実は相思相愛だとは互いに気づいていない様子。
- 朝田 あおい(あさだ あおい)
- 弥代学院高等部2年生で新聞部の副部長。
- 藤丸の父・竜之介の空手道場に通っており、藤丸とは付き合いが長く、実践空手全国大会の女子最年少チャンピオン。そのせいか藤丸のことを気にかけているようで、彼がマヤの色気にメロメロになっていた時にはマヤに激しく食いかかっていた。その付き合いの長さにも関わらず、藤丸がファルコンであることを知らず、彼がいつもネットに向かっているのはエロゲや18禁サイトばっかりを閲覧しているからであると思っていた(あながち嘘でもないが)。
- 安斎 真子(あんざい まこ)
- 弥代学院高等部1年生の新聞部員。通称「アンコ」。
- ファルコンシンパでファンサイトを立ち上げる程心酔している。藤丸が『ファルコン』だと知った時もかなり興奮していた。藤丸に少し好意を持っている様子。エロには遥ほどではないが、あまり免疫がないようだ。
- 立川 英(たちかわ ひで)
- 弥代学院高等部2年生の新聞部員。
- 父親が小さな水道会社の社長で、若い外国人女性・マリアと再婚し、幼い弟(ラウル)ができた。その母親がマヤやKの計画『BLOODY MONDAY』に関わっている。意外と弱虫。藤丸のパソコン閲覧をエロゲと勘違いしたり、怪しい目つきと息遣いでマヤのバストについて語りだす危ない一面もあり、また、マリアの色気に照れるところもある。
- 高木 遥(たかぎ はるか)
- 藤丸の妹。腎臓に障害を持ち、人工透析を受けている。2度拉致され、藤丸によって救出されている。九条に憧れており、片想いしている様子。相思相愛であることにはまだ気づいていない様子。エロには殆ど抵抗力がなく、藤丸の嘘にも顔を真っ赤にして怒るほどの免疫力の無さである。宝生のことをとても慕っており、彼女の裏切りと死に慟哭した。
THIRD-i
テロ行為や国家クーデターなどの防止を図る、エリートを結集した治安維持組織公安調査庁調査第一部第三課の通称。竜之介によると、THIRD-i内にもスパイがいるとのこと。
- 高木 竜之介(たかぎ りゅうのすけ)
- THIRD-i副長で藤丸の父親。監視のためとはいえ藤丸に仕事を手伝わせることに複雑な心境を抱いている。沖田殺害容疑で全国指名手配される。
- 沖田 耕一(おきた こういち)
- ロシアの出張から帰り、唯一信頼を寄せていた竜之介に密かに接触、あるデータファイルを託すが、その直後に銃殺される。
- 苑麻(そのま)
- THIRD-i部長。あだ名は苗字の音読みで『エンマさま』。藤丸も『顔だけ菩薩のエンマ様』と呼んでいる。
- 霧島 悟郎(きりしま ごろう)
- THIRD-i高木班のメンバーの1人。
- 加納 生馬(かのう いくま)
- THIRD-i高木班のメンバーの1人、狙撃のスペシャリスト。
- マヤとの司法取引の現場に向かう際、宝生に頭を撃たれたが、弾は殺傷能力ゼロの高圧電流弾であったため、気絶しただけで済んだ。宝生に対しては仲間以上の感情があったらしく、自分を撃った事も一言も言及せず、最後の最後まで彼女を救おうとしていた。
- 榊(さかき)
- THIRD-iの一員。
- 南海 かおる(みなみ かおる)
- THIRD-iの一員。
敵組織
- K
- マヤ、ジャックが所属する組織のリーダー。フードを被り、目元、頭部を隠しているため素顔は不明。
- 部下には信頼を置いているようで、THIRD-iに捕まったマヤが絶対に自白しないということを信じていた。参謀であるJとは部下に対する意識の違いや任務に対する感覚の違いで意見するところもある。ジャックやマリアとは電話越しで英語で会話していたところから見て、外国人かと思われるが、Jとは日本語で会話しているところから見て、語学に堪能な人物であるとされる。
- J
- 参謀。藤丸とは年齢が近いらしい。
- 外国人のような外見で登場したが、藤丸と普通に会話していたところから日本人と思われる。また、藤丸に匹敵するレベルの頭脳を持っている。本人もそれを意識しているようで、やたら自分と藤丸を比較したり、自分も藤丸と同じく神の血を引く人間である豪語している。失態を犯す部下は年齢に関係無く嫌いなようで、遥に組織の計画を漏らした宝生を粛清しようと考えていたり、マヤの失態を厳しく追及する場面も見られる。また、任務をゲームと思って楽しむ考えがあり、藤丸もそうであると思い込んでいる節がある。そのため、Kとはそういった点で意見が合わないことも。藤丸と面会した喫茶店にウイルスをばら撒いたという嘘の情報を流し店内を混乱させて逃亡する。
- 折原 マヤ(おりはら まや)
- ロシアで「鍵」となる細菌ウィルスを手に入れた他、ロシアの連邦保安庁の諜報員を殺すなど目的が謎に包まれている。
- 「ファルコン」によってセクハラを暴かれ解雇された弥代学院高等部生物教師・日景の後任として藤丸の前に現れる。「K」という人物の指示で動いていたが、藤丸、あおい、音弥らによってTHIRD-iに連行され、THIRD-iに司法取引を持ちかけた。その後は宝生と共に藤丸と加納を港に誘い込み、藤丸を連行し、妹と九条の命と引き換えにTHIRD-iのハッキングをするよう命じる。藤丸の事は少なからず認めており、彼の組織に対しての反逆を楽しんでいるかのような描写もあるが、現在のところ真意は不明。宝生の事は仲間意識を感じていた模様。Kからの信頼は厚く、THIRD-iに捕獲された際にも彼女が自白しないと信じられていたほど。ただ、Jからは今回の失敗を厳しく追及されており、自分よりも年下の彼への恐怖に悪寒を抱いていた。藤丸と面会した喫茶店にウイルスをばら撒いたという嘘情報を流した際に店内をさらに混乱に陥れることに一役買った。
- 宝生 小百合(ほうしょう さゆり)
- THIRD-i高木班のメンバーの1人、自衛隊の特殊部隊に所属していた経験を持ち、格闘術にも長けている。
- 侵入捜査のプロを自称していたが、その正体は兄に濡れ衣を着せて自殺に追いやった国家に復讐するためにTHIRD-iに潜り込んでいたスパイであった。藤丸と加納にその正体を見破られ一時は包囲されるも、多大なショックを受ける藤丸の隙を見計らって加納を狙撃し藤丸を人質にとる。続いて遥が入院している病院に出向くも不審に思った九条に見破られ狙撃、遥を人質に逃亡を図ろうとするものの、生存していた加納に銃を撃ち落される。その直後に加納からTHIRD-iに戻るように説得されるが耳を貸さず、銃を拾おうとしたところをTHIRD-iが手配した狙撃班の集中砲火を浴びそのまま転落・死亡した。
- 遥に組織の計画をうっかり漏らしてしまったため、たとえここで死んでいなくても後々組織に始末される可能性が高かったらしく、彼女の死を聞いてJが粛清をしなくて済んだと安堵していたところから、捨て駒として利用されていた可能性が高い。
- ジャック=デイモン
- 元SWAT隊員。沖田・敷村を殺害し、遥と富永を拉致する(その後解放)。ファイル奪取のため竜之介と宗方を狙うがあと一歩のところで藤丸らに阻止され、片手を犠牲に逃走。異常な殺人衝動の持ち主であり狙撃手でもある。戦闘能力はかなり高く、生物化学研究所から脱出する際に銃を所持していた警察に包囲されたが、片手で警察を壊滅させてしまった程。登場直後のエピソードで宝生の胸にいきなり銃弾を撃ち込んだのは、スパイである宝生が防弾チョッキを着込んでいることを承知の上での演技だったと思われる。
- 城田(しろた)
- 富永の夫になりすましていた。藤丸とともに動いていたが、遥を拉致して逃走、藤丸の活躍で捕捉されるが、THIRD-iに連行される前に服毒自殺する。
- 伊庭(いば)
- 警視庁から派遣された捜査官。ジャック、城田と共謀して船木刑事を射殺し、その罪を竜之介に着せる。
- 立川 マリア(たちかわ まりあ)
- 英の義母。南米系らしく、肌が少し濃い(日系ブラジル人かと思われる)。日本語は上手いが発音が少しなまっている。英とは母として接しようとしているが、まだ血のつながりの無さということを英が意識してしまってか、スキンシップの面ではまだ交流がとれていない模様。Kと連絡を取り合っている。
- マウーロ
- 立川水道施設の社員。英の父を「義兄さん」と呼んでいることから、マリアの弟と思われる。マリア同様、怪しい目つきで何者かと連絡を取り合っている。
- ミハエル
- 情報技術担当。メガネをかけた青年。
- ヤコブ
- ウィルスの偽装工作を行った後工員を装って車を奪う。
- カイン
- 藤丸とJが対峙したファーストフード店でウィルスに侵された一般客を装い店を混乱に陥れる。
- アベル
- カインと同じく迫真な演技で店内を混乱させた。残忍な性格。
その他
- 敷村 壮介(しきむら そうすけ)
- 竜之介の旧友で、大学教授をしていた。竜之介にBloody Mondayウイルスの分析を依頼され、解析結果を竜之介に渡そうとした所を証拠隠滅のため、ジャックに狙撃され、息絶える。ウイルスを分析していたところから見て、生物関係の学問をしていたと思われる。
- 宗方 瞳(むなかた ひとみ)
- 竜之介の旧友。
- 九条 政宗(くじょう まさむね)
- 法務大臣で音弥の祖父。
- 富永(とみなが)
- 遥の主治医。遥と一緒に拉致されるも、藤丸らによって救出。夫を宝生に銃殺される。
用語解説
- クリスマスの虐殺
- マヤに殺害された諜報員が隠し持っていたデータファイルの名称。中には、ホームビデオで撮られたロシアの駅の映像が入っており、最後に写っている全員が吐血して死亡する。(画面最初に子供が映っており、その子供の親が撮影していたものをロシア政府が回収したものと思われる。親も死亡したと見て間違いない。)
- また、このファイルはTHRID-iでも解読不能だったものを藤丸が10数分で解読。その場に居合わせたマヤでさえも唖然とした。
- 警視庁毒ガステロ事件
- 2年前に藤丸がある企業のシステムにハッキングした際、大規模なテロ計画の証拠を発見、その計画がTHRID-iに知らされ組織の教祖は逮捕されたが、その後その部下達が警視庁に対し毒ガステロを実行、約80名の死者を出してしまった。
- また、藤丸はそのテロ計画のことを竜之介に教える際に自分が『ファルコン』である事を告白し、以降THRID-iに協力していた。
- BLOODY-X
- 本編に登場する殺人ウイルスの元になったもので、旧ソ連で開発された。症状は嘔吐と発熱から始まり、皮膚がただれ全身粘膜から出血する。感染後3時間以内に発病し、生存率はほぼゼロという恐ろしいウイルス。主に飛沫・接触感染で広がり、空気感染の力はそれほど高くない。摂氏60度で死滅。
所収
- 第1巻 2007年8月17日発行 ISBN 9784063638745
- 第2巻 2007年9月14日発行 ISBN 9784063638950
- 第3巻 2007年11月16日発行 ISBN 9784063639193
- 第4巻 2008年2月15日発行 ISBN 9784063639551
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴 Text is available under GNU Free Documentation License. |