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荒くれKNIGHT

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荒くれKNIGHT』(あらくれないと)は、1995年から2005年まで「ヤングキング」(少年画報社刊)にて、2006年1月16日から同年12月26日まで「月刊荒くれKNIGHTマガジン」にて連載されていた吉田聡の漫画、及びそれを原作とした映画アニメ2007年9月25日より、掲載誌をヤングチャンピオン秋田書店刊)に替え、新たに連載が再開された。

目次

概要・あらすじ

『BIKEPACK‐輪蛇』の3代目リーダー・善波七五十を中心に少年達の青春を描いた作品である。神奈川県湘南海岸近辺、及び周辺地域を舞台とし、登場人物たちは俗に言う暴走族ヤンキーが中心となっている。しかし、主人公の「善波七五十」率いる『輪蛇』は既存の暴走族とは一線を隔しており、外見の派手な改造や走行時に旗を掲げる等といった行為は一切行われていない。唯一、チームの証として全員が同じ革ジャンを身に付けており、作中での公道における暴走行為を『レース』と呼称する等、単純な暴走行為よりも、むしろレーシングチームに近いものとして描かれているが、作中での『輪蛇』の位置付けは「最も速いチーム」であると同時に「最も凶悪な集団」として置かれ、『輪蛇』の名前を使って悪行、商売を行う者や、チーム同士の抗争を主軸とした物語も描かれている等、細部を除いては既存の暴走族となんら変わるところは無い。

また作中では、「友情を越えた仲間意識」が重要なテーマとして扱われており、物語冒頭から結末に至るまでそのスタンスを崩すことは無かった。

連載開始当初から現在に至るまで『湘南爆走族』と比較されることの多い作品であり、同作のファンからは「湘南爆走族の二番煎じ的作品」との厳しい批判も挙がっている。作者自身も同作との関連を意図しており、本作中にも数回、同作の登場人物などを登場させている。尚、2006年に刊行された月刊荒くれKNIGHTマガジンには『湘南爆走族』のアナザーストーリーを掲載している。


注意以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。


主要グループ

輪蛇

三代目リーダー・善波七五十率いる湘南随一の荒くれ集団。初代リーダー・赤蛇によって、前身であった「がらがら蛇」から、純粋に「走り」を求める仲間だけが集められ、組織されたチームである。

メンバーの全員が、蛇の絡まった十字架がプリントされた革ジャンを身に着けており、歴代のリーダーには同じく十字架をモチーフとしたリーダーズリングが継承されるなど、十字架をチームのシンボルとして掲げている。これは、「がらがら蛇」に属していた頃の罪、同じ「仲間」であった「がらがら蛇」を壊滅させた罪に対する贖罪といったニュアンスに加え、「リンダ」という一人の女性を象徴するものとしても扱われている。

正確な人数は不明であり、推定では数百人にも及ぶと目されている。また、チームの存在自体が、一部の不良や走り屋の間で噂される程度であり、正確な情報はチームのメンバー以外には容易に掴めないものとなっている。しかし、その存在を知るものにとって、特に他チームに属する者などにとっては恐怖の代名詞として知れ渡っており、自分たちが喧嘩を仕掛けた相手が「輪蛇」であると判明した途端、手のひらを返したように謝罪する場面が随所に見られる。一方、恐怖の代名詞であるが故に、ある程度の実力を伴うチームなどからは、しばしば同盟や合併、或いは抗争に備えた情報収集を目的とした接触を受ける(ネィティブドラゴンは本編で描かれている唯一友好チーム)ものの、これらの全ては跳ね除けられ、現在に於いても秘密主義は貫かれている。

三代目の主要メンバーは、リーダー・善波七五十を始め、牧紅音、藤木圭三、野呂貞治など、十数名が確認されており、いずれも喧嘩に於いては屈強の猛者である。(詳細は登場人物を参照)

二代目・輪蛇の(特に善波の加入時期頃の)エピソードもしばしば描かれており、二代目リーダー・木原を始め、堺、堂上、白田、嘉納兄弟といった幹部の名前も確認されている。

虎武羅

伊武恋二郎をリーダーとする湘南きっての実力派チーム。元は「輪蛇」の下位チームとして組織された、いわゆる「パシリ」チームであったが、先代リーダー・大鳥の影響や伊武の尽力によって、今や輪蛇と肩を並べるほどのチームへと成長を遂げた。

がらがら蛇

かつて、南関東一帯に悪名を轟かせた史上最凶の暴走集団。赤蛇・青蛇と呼ばれる二人の人物がリーダーを務め、他のチームへの襲撃・吸収を経て、南関東全域を支配する巨大な組織へと成長を遂げる。組織が大きくなるに連れ、主に抗争や犯罪の指揮を青蛇が、バイクや仲間内の相談事などを赤蛇が担う形をとり始め、組織内部の二極化が進むこととなる。

やがてリーダーの一人である赤蛇が、多数のメンバーを引き連れ「がらがら蛇」から分裂、「輪蛇」を結成する。これを裏切り行為とした青蛇は、「がらがら蛇」を率いて「輪蛇」の壊滅を図り、「輪蛇」も自らの自由を得るために「がらがら蛇」との抗争に応じる。文字通り血で血を洗う抗争の果てに、ついに「がらがら蛇」は壊滅した。

登場人物

この節は執筆の途中です この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
善波七五十(ぜんば ないと)
- アニメ版:置鮎龍太郎
バイクチーム『輪蛇』の押しも押されもせぬ三代目リーダー、18歳。リーダーの証であるリングの継承者である。通称「善波ちゃん」。善波三兄弟の三男、愛車はZ-Ⅱ。すさまじい腕力とバイクの技術、そしてカリスマでチームを引っ張る。一匹狼の不良だったが二代目リーダーの木原にケンカを売り、返り討ちに合うが、その後輪蛇に加入する。木原に素質を見込まれてバイクテクニックなどを仕込まれ、三代目に任命される。湘南周辺では現役ながら伝説的な存在で、不良で名前を知らない人間はいない。高校を中退して恋人であった雛子と結婚、植木屋で働いていたが、のちに復学する。雛子との間に一粒種の息子『はじめ』がいる。
性格は女好きで、100人斬り直前の99人目で妻の雛子と出会い100斬りは達成できていない。また、子供っぽく、ワガママ。しかしメンバーからはそれらも含めて愛され、尊敬されている。七五十のアパートは中心メンバーの溜まり場になっていたが、高校復学とともに実家に家族ともども引っ越す。
善波雛子(ぜんば ひなこ)
声 - アニメ版:野上ゆかな
七五十の妻。七五十からは「ハニー」、輪蛇のメンバーからは「ひなちゃん」等と呼ばれている。ちなみに玉子焼きを焦がす等、料理は不得意である。
春間勇樹(はるま ゆうき)
声 - アニメ版:石田彰
通称ハルマ。輪蛇の下っぱ。愛車は原付CB-400SFなどがあるが本編で描かれている恋人と目される小梅とのタンデムでは、ホンダ、マジェスティ。姉が雛子の同級生だったツテで善波と知り合い、憧れの輪蛇に入ることができた。頼りないパシリだったが、次第にチームの中でも存在感を示すようになり、4代目リーダーと目される存在になる(三代目七五十からリングを預けられるエビソードなど)。実質上の主人公といえる存在。
藤木圭三(ふじき けいぞう)
声 - アニメ版:中井和哉
通称ケーゾー。愛車はMVアグスタ 750Sport。「白骨街道の道化師」の異名を持つ。善波と同い年で同期のメンバー。輪蛇に入ったのは善波よりも前。明るいギャグ担当。いつもストローをくわえている。実家はソバ屋を営んでおり、現在では兄が継いでいる。本作中では、ケーゾー本人も手伝っている姿が描かれている。
野呂貞治(のろ さだはる)
声 - アニメ版:江川央生
通称ノロ。愛車はBMW R100サイドカー。身長2メートルの巨漢で「白骨街道の重戦車」の異名を持つ、元・ラガーマン。性格はチーム内でもかなり凶暴だが、ゲームやガチャガチャが好きという子供っぽい面もある。春間が輪蛇へ加入した当初から、彼の教育係としてなにかと面倒を見てきたこともあり、親と喧嘩したら当たり前のように春間の家に居候する、年末年始には毎年のように呼び出し共に過ごす等、春間とのエピソードが多く語られている。また、ラガーマン時代の親友とのエピソードを始め、彼に焦点を当てた話も、比較的多く描かれている。
元々は善波のケンカ相手だったが、善波に負けたのち、紆余曲折を経て輪蛇に入る。チームでは新メンバー加入の際のテスト役でもある。
牧紅音(まき あかね)
声 - アニメ版:1話 遠藤守哉、2話 速水奨
通称マキ。愛車はドゥカティ MHR。「悪魔の電卓」の異名を持つ。頭脳明晰であり、善波が全幅の信頼を置いており、善波の参謀役を務める。チームでは善波しか存在を知らされていない闇のチーム「裏輪蛇」のリーダーでもある。
中学生の頃から、その非凡な頭脳と腕力で地元の仲間をまとめ、校内を始めとした友人や教師までをも「低脳」と蔑視していた。やがて、当時から名前を高めていた善波を、そして輪蛇をも倒そうと画策するものの、自分には無い善波の不思議な魅力に断念し、やがて善波の「仲間」となる。後に、百目小僧との抗争の際に2代目木原を助けており、この頃、輪蛇入りしたものと見られる。
野口英男(のぐち ひでお)
声 - アニメ版:神奈延年
通称ヒデオ。善波たちと同期のメンバー。「白骨街道の掃除人」の異名を持つ一方、「白骨街道のクズ」・「人間のクズ」などとも評される。両親が離婚しており、長距離トラック運転手をしている父親と暮らすため、ほとんどひとり暮らしに近い。泥棒や犯罪行為が得意で、ツーリングやレースの際も盗難車を使用する。善波に負けず劣らぬ女好きで、関係した女とは常にエロ写真やビデオを撮影して、関係を切るときやゆするときに使う。だが、子供や動物に優しく振舞う場面(カブのエピソード)や、ピアノが弾ける等の意外な一面も持つ。
伊武恋二郎(いぶ こいじろう)
声 - アニメ版:梁田清之
輪蛇のライバルチーム「虎武羅」のリーダー。愛車は善波と同様、Z-Ⅱ。なにかと善波をライバル視しており、彼を「イモ」と形容する。学校では生徒会長を勤めており、副会長の後輩女子とちょっとイイ仲。パソコンにハマっており、オフ会を開いたりもするほどで、その言動によりチームメンバーが振り回されることも。
木下喜一(きのした きいち)
通称キイチ。善波たちと同期のメンバー。愛車はSUZUKI KATANA。「白骨街道の哲学者」の異名を持つ。ふだんはアホキャラだが、ひとたびレースとなるとまともな人格になる。

書籍

コミック
  • 荒くれKNIGHT(少年画報社)全28巻
  • 荒くれKNIGHT高校爆走編(少年画報社)1巻~11巻
月刊荒くれKNIGHTマガジン
2006年1月16日創刊。
同年12月26日完結。

映像作品

この節は執筆の途中です この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

OVA

Vシネマ

  • 1998 「新・湘南爆走族 荒くれKNIGHT」大滝純主演(元PENICILLIN GISHO
  • 1998 「新・湘南爆走族 荒くれKNIGHT 2」大滝純主演
  • 1999 「新・湘南爆走族 荒くれKNIGHT 3」押尾学主演
  • 1999 「新・湘南爆走族 荒くれKNIGHT 4」押尾学主演

映画

「荒くれKNIGHT~激闘編~」

2007年9月19日DVD発売。販売元「キャニオンレコード」。

「荒くれKNIGHT最凶暴走族「がらがら蛇」VS湘南最強BIKEPACK「輪蛇」

2007年4月28日公開。配給「トルネード・フィルム」。

キャスト
スタッフ

関連項目

外部リンク


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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