ロゴ
0155Wikipedia
ウィキペディア(Wikipedia)の検索ができます。

燃費

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

燃費(ねんぴ)


燃費(ねんぴ)は、燃料(ガソリン軽油など)の単位容量あたりの走行距離、もしくは一定の距離をどれだけの燃料で走れるかを示す指標である。

image:Image:2006 Honda Airwave fuel efficiency meter.jpg
自動車のメーターに表示された現時点での燃費

目次

モード燃費

日本には平地を一定速度で走行した場合の定地燃費と、実際の公道走行を想定して、発進停止を含めたモード燃費がある。日本では二輪車の場合30km/h(原付自転車)および60km/h(自動二輪車)での定地燃費であらわし、乗用車の場合は10・15モード燃費であらわすのが一般的である。かつては、日本でのモード燃費は東京都甲州街道での市街地走行を想定した「10モード燃費」が用いられていたが、現在は首都高速道路など都市高速道路の走行も加えた「10・15モード燃費」が利用されている。10・15モードのほうが自動車専用道路走行が加わっているため、やや(一割程度)燃費がよくでる。どちらも、実走行の燃費より良く出る。なお、2011年4月からは、全ての車のカタログ表示がJC08モードによる燃費の表示に切り替わることになっている。

燃費表示の傾向

  • 定地燃費は一定の速度での走行なので、現実的な走行よりずっとよい数字がでる。
    • これは小排気量車になるほど実走燃費との差が大きく、普通自動車が数割増程度なのに対し、原付50ccオートバイでは数倍程度にもなる。
    • ただし近年は車両の燃費向上などにより、定地燃費と実走燃費の差は縮まっている。
  • モード燃費は、定地燃費より実走燃費に近いのだが、モード燃費の測定モードにあわせたチューニングをすることで、実走燃費に比べモード燃費が不自然によい車両が存在することが指摘されている。
  • 「低燃費」とは燃費の数値(すなわち走行可能距離数)が相対的に低いのを意味するのではなく、「燃費がいい」という意味で用いられているようだ。意味に対する誤解が多からずあるので注意が必要。
  • 日本及び米国等では燃費を表示するのに、「km/liter」や「mile/gallon」といった単位燃料量あたりの走行距離を用いるのに対し、欧州各国では「liter/100km」のように一定距離を走行するのに必要な燃料量を用いる。前者はその数値が大きいほど「燃費が良い」ことになるが、後者では小さいほうが「燃費の良い」ことになる。


市販車世界最高燃費

実走行

オートバイ(イギリス1周低燃費記録走行)

カタログ値

オートバイ(30km/hにおける定地燃費)
自動車(モード燃費)

参考

関連項目

外部リンク


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
Text is available under GNU Free Documentation License.
GNU Free Documentation License 1.2 Powered by MediaWiki