日産・エクサ
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EXA(エクサ)は、日産自動車で生産販売されていたクーペの小型乗用車である。
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歴史
初代 N12型(1982-1986年)
- リトラクタブルヘッドランプを採用した直線的なスタイルは、どことなく1970年代の「フィアット・X1/9」やこのモデルと同年代の「ポンティアック・フィエロ」に似たイメージがあった。しかし駆動方式は前者2台(ミドシップ)とは異なり、ベースのパルサーと同様、FF方式だった。
- エンジンは全て「E15」型を搭載、廉価版気化器仕様/燃料噴射仕様(EXA-E)、後にはターボ仕様も追加された。その他、サスペンション等はパルサーと基本的に共通だった。また、日本で一番最初にドアミラーを標準装備した車である。さらに後には100台限定でコンバーチブルが設定された。
- このモデルを使用して、当時盛んだったワンメイクレースも開催されていた。余談ではあるが近藤真彦もフレッシュマンレースにおいてエクサのステアリングを握っている。
二代目 KN13型(1986-1990年)
- 搭載エンジンは1.6L CA16DE型直列4気筒DOHC16バルブを搭載。また海外では1.8LのCA18DE型もあった。
- 日産自動車の北米現地法人のデザイン(NDI)を採用し、先代同様のリトラクタブルヘッドランプと、フェアレディZに設定されていたTバールーフを標準設定。ダッシュボード中央部に油圧計・電圧計を配置(右ハンドル車のみ)、運転席周りもサテライトスイッチを採用し、レバー式のライトスイッチ等斬新なデザインが見られた。
- 両者はリアウィンドゥごと開く脱着式リアハッチ以外は同一形状であり、クーペハッチとキャノピーハッチ(米国においてはオプションパーツとして販売)のコンバートを可能な設計とした。しかし、日本では法令上コンバートは認められず、リアハッチを取り外した状態での走行は可能であった。
- Tバールーフの脱着とリアハッチの脱着を組み合わせる事により、様々なオープンエア(開放感)を楽しめる構造になり、さらにはリアシートを倒す事でフラットな荷台が出現し、疑似ピックアップトラック的な形態で高さのある荷物を運ぶ事も出来た。
- このリアハッチが無い状態での降雨等対策に応急用キャンバスハッチ(簡易カバー)も発売されていた。
- 北米では「modular[要出典] Nissan Pulsar NX」として販売。
この車には、“日本初”(当時の国産車メーカーが好んで使ったコピー)の装備が4つある。
- ハイマウントストップランプ設置(クーペは標準装備、キャノピーではオプション[要出典] )
- Tルーフ標準装備
- ワンタッチドアロック(グレードによる装備):キーレスエントリーの簡易版とも言えるが、マスターキーのグリップに磁石が仕込んであり、運転席側ドアの取っ手の窪み部分に近づけるとロックする。ロック解除は普通にキーを挿して行う。
- ボディデザインに組み込まれたリアスポイラー(クーペのみ):後日、日産自らがR33スカイラインクーペ発表時に誤って再び「日本初」と謳うが、自社のEXAの方が早い。
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- キャッチコピーは「AIRY」(空気と共に)。TVCFは(恐らく日産の)テストコースのカーブを走行する同車がスローで映し出されるもの。宇宙飛行士の交信の音声の後に「この車をプロデュースしたのは、川村紘一郎(かわむらこういちろう)である」「エアリー、クーペ」「エアリィ、空気のように 軽やかに。」「彼は、このクーペに空気との一体感の全てを託した。」「日産 エクサ、新発売」というナレーションが続く。(川村紘一郎は歴代ブルーバードやS13型シルビアの開発主管)BGMは中国楽器の二胡の様な楽器の音色で空間を感じさせる曲想であった。同車発売当初の一時期のみの放映であった* 。
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- 姉妹車のパルサー、ラングレー、リベルタビラと共に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
- 実質的な後継モデルはサニー系列のNXクーペ、EXA独立モデルとしてはKEN13一代限りで終了。
- その近未来的な日本車離れしたスタイリングは当時の日本ではあまり受け入れられず、1800ccクラスに届く割高な価格設定もあって販売当時から登録台数は伸びなかった。一部の愛好家のみに乗用され、現在は経年が20年程度と古いことから、道路においてEXAを見かけることは大変稀である。
受賞した主な賞
- 1987年米国工業デザイナー協会主催米国工業デザイン優秀賞
- 1987年カナダモータージャーナリスト協会主催カナダ・カー・オブ・ザ・イヤー
- 1986-1987日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会主催日本カー・オブ・ザ・イヤー
- 1987年通商産業省選定グッドデザイン賞輸送機器部門大賞
関連項目
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴 Text is available under GNU Free Documentation License. |