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孔雀王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

  1. 二十八部衆の一人、金色孔雀王。孔雀明王を参照。
  2. 荻野真の漫画作品。下記で詳述する。

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孔雀王(くじゃくおう)は、荻野真の漫画およびメディアミックス作品。

目次

孔雀王

1985年から1989年にかけて週刊ヤングジャンプに連載された。当初は主人公の退魔孔雀が化け物退治する読み切りだったが、凶皇仏を祭る嬲楽尼とのエピソードから本作の最終的な敵となる六道衆との戦いが開始される。 孔雀王復活を画策する大聖歓喜天、黄播星に操られた死人・倶摩羅、魔神軍茶利の画策により闇の大日如来と化した悲劇の姉弟オルガとオカン、裏高野退魔師でありながら闇に落ちた鳳凰、これらの敵と戦い抜いた孔雀は神の聖杯を巡るラストバタリオンとの最終対決へと向かう。しかし、その背後には双子の姉・朋子の姿があった…。これら孔雀出生の秘密を縦糸とし、世界中のいろいろな神話をモチーフとした壮大な物語としてストーリーは最終局面へと向かうこととなる。

ファンからは後述する退魔聖伝、曲神紀と区別して『無印』と呼ばれている。

孔雀王退魔聖伝

1990年から1992年にかけて週刊ヤングジャンプにて連載された。 絵柄の変化はあるものの、慈空の右手が無い(前作の終盤で失う)、裏高野先代座主が行に入ってるなど本作は前作の続編として描かれている。しかし、主人公がスサノオの生まれ変わりであることが示唆されたり前作との矛盾点もあることは確かである(サタンが敵として召還されるが前作でサタンの化身とされた鳳凰ではないなど)。前作と同じく当初は細かな退魔行エピソード、暗黒神テトカポリトカと戦う中盤を経て、目玉の怪物を発端とした本作のメインストーリー「天津神との戦い」へと移行した。 裏高野の真相が明かされたり、仲間を次々に失うなど絶望的な展開は衝撃的でもあった。(この過酷なまでの展開が後述する著者のモチベーションの低下に繋がっていたともとれる)

物語は途中で突然連載が終了し、打ち切りではないかとの噂が流れた、ところが、怨霊侍三巻のあとがきには、モチベーション低下により、著者本人が編集部へ休載を申し込んだと言う連載終了の理由が書かれており、打ち切りになった訳ではない事が明らかとなった。

打ち切りとも思える連載終了であったため、終了当時には、敵として登場していたのが日本神話の神々であり、神と人が戦う描写を怒った宗教団体から抗議を受けたために打ち切られたという噂が流れた。

孔雀王退魔聖伝終了後に描かれた作者の別作品である夜叉鴉では、仏教対神道のエピソードがあり、神道を駆使する主人公が勝利する事から、途中で終了した孔雀王のその後の展開を暗に示したとも言われている。

孔雀王連載時は力のあるリアルなタッチで描かれた肉感的なキャラクターであったが、後に頭部が大きく、手足の細い、線が整理されたある意味デフォルメされたようなキャラクター(孔雀王に続いて連載されたALGO後期の絵柄)となり、この変化については賛否両論である。この絵柄の変化は後の作品でも進んだため(頭身が低小さくなり、よりシンプルな線使いとなった)曲神記では最初の孔雀王のタッチの面影は殆ど無くなってしまった。(作者自身も当時の絵に似せようとしたが無理だったとのコメントがある)

孔雀王 曲神記(まがりがみき)

2006年3月28日発売の週刊ヤングジャンプ(2006.4.6日号)から連載開始。前作の孔雀王退魔聖伝からの続きで、天津神国津神の戦いを終わらせるため、「スサノヲの牙」を探す。


注意以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。


登場人物

孔雀と仲間たち

本編における主要人物、孔雀と主に行動を共にする仲間たちを記述する。

孔雀
全編にわたる主人公である裏高野の退魔師。師に慈空阿闍梨を持ち、裏高野での階級は第九階『中僧都』(ちゅうのそうず)。本名は明(あきら)と言い、父親はかつて裏高野を追われた退魔師慈覚、母親は闇の者をも救わんと永劫の行脚を続ける地蔵菩薩の化身、双子の姉は孔雀と同じく黄幡星の宿命を持つ朋子(後の天蛇王)という出生の秘密を持つ。堕天使ルシフェルの生まれ変わり(初期作品では、孔雀明王ルシフェルは同一神という設定)。
守護神は孔雀明王で、その他の神仏の様々な法力をも自在に使いこなすほどの才覚の持ち主だが、普段はスケベで食べ物に強い執着を持ち、付き合いとあれば平気で酒を飲み、時にはパチンコすらやってのける生臭坊主。マヌケ振りも相当なもので、修行や退魔行に失敗する事もしばしば。乗り物酔いしやすいという唯一の弱点がある。
孔雀王とは、邪教とも言われるヤズィード派の主神である。人類を救うために堕天したメレクタウス(マラク・ターウース=文字通り「孔雀王」の意味)からきているようだ。マラク・タウスとは彼に対する尊称で、アザゼル・サタンのこと。
無印の終わりの時点で22、3歳(慈空が2、3歳の孔雀を引き取った後「20年かけて密法を教えた」とある)と思われる。退魔聖伝後半で20代半ば、曲神紀では20代後半のはずであるが、顔は幼くなっている。


阿修羅
孔雀を想う闇の血を引く少女。守護神は阿修羅王で、炎を自在に操る力を持つ。
かつては六道衆の大聖歓喜天によって孔雀王復活の尖兵として敵対していたが、孔雀の優しさによって心を呼び覚まされる。
大聖から救われた後は孔雀や慈空と一緒に生活しながら学校に通うかたわら、退魔行の手伝いをしている。
本来は明るく元気な少女で、退魔聖伝では小遣い稼ぎの為に勝手に退魔行を行ったり、ファッションモデルに応募する等現代っ子っぽい一面もある。見事な金髪と碧眼を持つ美少女であり、無印では最終的なヒロインでもある。
登場初期の連載誌上では「初登場時に大聖歓喜天に犯され、以後も性調教を受け続け洗脳されているため、彼の命令に逆らえない。」となっていたが、単行本収録時にこの設定はカットされた上、連載誌上でも無かった事になった。
退魔聖伝終盤から異世界に囚われた住人になっている。彼女を救い出すことが曲神紀での孔雀の目標の一つである。
年齢は初登場時は12歳。無印の終わりで15歳。退魔終盤では17歳程度。
慈空阿闍梨
孔雀の師匠。裏高野では指導層である阿闍梨の地位にあり退魔師の長でもある。
孔雀の父でもある慈覚の師であり、チベットで出会った幼い日の孔雀から忌まわしき事件の記憶に封印した。
師匠だけあってその知識と霊力は孔雀を遥かに凌ぐ。
普段は阿闍梨の地位を捨て下山先の荒寺でに暮らしており、大酒は飲むわ女は買うわの生臭ぶりでも孔雀を上回る。
退魔聖伝後半で襲撃を受け、現在生死・行方不明。
王仁丸
金で呪殺を請け負う呪禁道士で式鬼の使い手。ある事件により孔雀と決闘し『甘いヤツ』と見下しながらも孔雀を認める。
強靱な肉体と霊力を持ち、孔雀とは良きライバルにある。実はと人間の女との間に生まれた半人半鬼であり、
その闇の血を狙われて故郷の村を軍茶利に滅ぼされている。
一見冷たい様に見えるが、人情に厚く数々の孔雀の危機を救っている。守護神は大暗黒天
黄海峰
中国に古代より伝わる呪術集団『黄家仙道』の仙道士。父は黄家仙道の党首であり、霊剣『獅咬剣』を武器とする。
屍解仙の事件で孔雀と共闘し、その後の軍茶利編では父の命により、人工の孔雀王として作られたオカンの命を狙い孔雀と戦うが、
最終的にはオカンとオルガを救う為に孔雀と共に六道衆と戦う。
非常になりきれない優しい性格であり孔雀の姉、朋子と愛し合う事になる。
しかし六道衆により天蛇王として蘇った朋子を救いきれず、身も心も闇に堕ち八葉の老師・文殊菩薩へと成り代わる。
無印の最終決戦では孔雀の前に立ちはだかるが、朋子を救う為に自分も消滅する事を覚悟で最終密法、金剛界四印会の最後の一人となる。
最後に救われた朋子を託され、共に暮らすようになる。

孔雀と血縁のある人物

孔雀と血縁関係にある人物を列記する。

朋子
孔雀の双子の姉で同じ黄幡星の御子、闇曼荼羅の中心に立つ天蛇王の宿命を背負った女性。
幼い頃は父慈覚や孔雀と共に裏高野からの刺客から逃走する日々を送っていたが、八葉の老師の策略により、父や弟と引き離され、当てのない孤児としてさまよっている内に、ジークフリートに拾われ育てられる。
幼少時のショックから記憶を無くしており、人形の様な生活を送っていたが、アシュラや黄との出逢いにより人の心の温かさに触れて、黄と愛し合う様になる。しかし父慈覚のミイラと対面した事で、過去の忌まわしい記憶が蘇り、真の天蛇王として覚醒する。
最終決戦後は全ての記憶を無くしながらも生きており、黄と暮らして一児をもうける。
慈覚
孔雀と朋子の父親、慈空の弟子で当時、裏高野最強と言われた退魔師である
日に日に強大になる闇の力を憂い、孔雀王を復活させようと自ら冥界に入るが、孔雀王の魂がすでに死滅していた事に絶望するが、ある魔族の女に救われ愛し合い、孔雀と朋子をもうける。
妻と別れた後は、たった一人で裏高野の刺客と戦い続けるが、あてのない逃避行に疲れ果てたを八葉の老師につけ込まれ、その手で朋子の心を殺してしまう。
その後、即身仏となり、天蛇王に殺された孔雀に命を与える。
朋子と孔雀の母
慈覚が冥界で出会った魔族の女性、その正体は地蔵菩薩の化身。

裏高野

弘法大師空海を祖とする密法集団、高野山の裏に存在し、一般の人間にその存在は知られていない。 この世から一切の魔を祓う事を使命とする。

日光
裏高野の座主「薬師大医王」の息子にて、第二位の階級、権大僧正の位を持つ裏高野の若きリーダー。
実戦部隊「五輪坊」の首領でもあり、幼き頃より父、薬師大医王より闇を滅ぼす事を命じられ裏高野の指揮を取っていた。
最高神大日如来を守護神としている為、並はずれた霊力を持っており、すでに子供の頃から当時最強の退魔師であった慈覚を圧倒する程の力を持っていた。
闇を滅ぼす為に生きてきたせいか、敵に対しては一切の妥協を許さない性格で、鳳凰の野望を食い止める為に禁断の兵器である阿修斗羅(アストラ)を持ち出し、裏高野ごと吹き飛ばそうともした。
天蛇王との決戦後は裏高野の座主となり、御山の再建を果たす。
退魔聖伝では裏高野崩壊時、孔雀に後を託して天の岩戸に消える、その後の消息は不明。
ちなみ守護神に関しては大日如来が定説だが、妹の月読が月光菩薩、父の薬師大医王が薬師如来と言う事もあり、薬師三尊から考えて、日光菩薩であるとの説もある。


月読
裏高野女人堂の主。裏高野の座主「薬師大医王」の娘にて日光の妹。
生来の盲目であるが、常人では見えない物を見る事が出来る。守護神は月光菩薩
兄、日光とは違い父、薬師大医王より闇の子を救う事を命じられていた。
孔雀を愛しており、孔雀の命を救う為に鳳凰の取引に応じた事もあった。
また後述の鳳凰の母親も同じ名前で、先代の裏高野女人堂の主である。
ちなみに盲目の筈だが、退魔聖伝では目が見えている様な描写がある。
薬師大医王
裏高野全てを統べる座主、日光と月読の父親でもある。
黄幡星の復活により、その時産まれた子供たちを「闇の子」として全て抹殺せよとの非情な命令を下すが、その一方で光の力だけでは世界は救えないと感じており、月読に闇の子を救う使命を与えた。
鳳凰の変により裏高野崩壊する時は日光たちに後を託し、冥界の門をふさぐ為即身仏となる。
守護神においては作中で明言されていないが、大医王と言う名称、二人の子供がそれぞれ太陽と月を表している事から、薬師三尊の中心である薬師如来であるとの説が有力である(大医王とは薬師如来の別名である)
その後、退魔聖伝でも登場しているが、無印より数年経っているにもかかわらずまだ生きており、
またキャラクターも人の命より掟や仕来りエゴイスト的な人物になっており最後は孔雀によって塵と化す。
裏高野の実戦部隊「五輪坊」の「風」の部隊の頭領、男装しているがれっきとした尼僧である。守護神は風天神。
『紫雲糸』と呼ばれる鋼をも経つ糸を武器にして戦い、その力は軍茶利の軍団をも全滅させる程。
部下である五輪坊を殺された事で同じ頭領である雷火と共にオカンを狙う。
実は軍茶利によって産み出された闇の子の一人であり、背中に六道衆の紋章がある。
雷火
裏高野の実戦部隊「五輪坊」の「火」の部隊の頭領。
嵐と共に部下を殺したオカンを狙うが、シャンバラに登ったオルガに殺されてしまう。

六道衆

大聖歓喜天(タイセイカンギテン)
像頭の魔人である六道衆、アシュラを利用して封印された地獄門を開きその奥に眠ると言われた孔雀王の復活をを企む。
冷気を操る密法を使い、裏高野最強の実働部隊と言われた薬師十二神将を壊滅させたが、孔雀と心を取り戻したアシュラによって敗れる。
倶摩羅(クマラ)
孔雀王を崇める教団「光翼教団」の教祖であり、自ら孔雀王の化身を名乗る。
黄幡星の御子であり、十数年前に裏高野によって殺される所だったが、夜叉王の手によって救われ、
六道衆によって孔雀王の生まれ変わりとされる。
光翼によって死人を操る術の他、孔雀と同じく孔雀明王呪を使いこなし、一度は孔雀を破っている。
実は死人であり、その命は十数年前に慈空によって奪われているが、同じく裏高野によって殺された子供の怨念と、
黄幡星自身によって動かされていた操り人形であった。
夜叉王
倶摩羅の僕であり、かって裏高野五大明王の一人に数えられた密法者。
黄幡星の御子であるというだけで子供たちを殺す裏高野に逆らい、
幼い倶摩羅を連れて逃げつつも慈空の手によって止めを差されたが死人として復活し以後は倶摩羅に従う。
死人となりながらも人の心は失っていなく、倶摩羅に敗れた孔雀を救い、最後は孔雀に全てを託して死ぬ。
羅我(ラーガ)
倶摩羅の側近の女、正体は六道衆の愛染明王であり「天弓」と呼ばれる密法を使い、五輪坊「地」の部隊を全滅させる程の力を持つ。
倶摩羅こそが復活した孔雀王と信じており、倶摩羅が孔雀王として即位した暁には自らは八葉の位につく事を夢見ていたが、王仁丸と慈空によって倒される。
軍荼利(グンダリ)
六道衆八大明王の一人、自らを神の人(スクレツ)と呼び、闇の孔雀王を人造的に造ろうと世界中から闇の血を引く子供達を集めていた。崑崙編にて己のクンダリーニチャクラを使い嵐と王仁丸を追い詰めるも、自分が人造の魔神であることに気づかずチャクラを使った為自滅した。
八葉の老師(はちようのろうし)
「闇の管理者」を名乗り、六道衆を司る8人の謎の魔神達。その正体は胎蔵界曼荼羅の中台八葉院の八仏(宝幢、開敷華王、無量寿、天鼓雷音の四如来、そして普賢、文殊、観自在、慈氏の四菩薩)と思われる。
この世の始まりから生き続ける不死の神々で、孔雀王の力を持ってしても倒す事は出来ない。六道魔界を築き上げる為に様々な刺客を孔雀に仕向ける。
そのうちの一人、文殊菩薩(カール・ハウスホッファー)のみ聖槍で倒され、空位になったその席は黄海峰が座ることとなったが、最後は海峰が裏切り、八葉の陣が崩れた隙に金剛界四印会の陣で滅殺された。
六道衆は闇の大日如来編では、遙か太古に地球に飛来した高度な機械文明を持つエイリアンとも取れる演出があったが、後の話では神話・宗教的的なものに落ち着いている

「退魔聖伝」「曲神記」から登場した主要人物

遮那
退魔聖伝から登場。幽玄の子。
特殊な能力を持っている為、鬼一法眼刀の悪用を考えた鬼道会の蛾王により誘拐された事が発端になり、
邪悪な源義経の霊に憑依された所を孔雀達に救ってもらったのがきっかけで知り合いになる。
一時的に慈空の寺で居候していた事があり、留守の孔雀の変わりに阿修羅と退魔行を引き受けてしまった事もある。
その後、能楽師の修行の為に別れるが、曲神記で孔雀と6年ぶりに再開し現在は孔雀一行とともに牙探しの旅をする。
蓮華
退魔聖伝から登場。裏高野女人堂の女退魔師。守護神は勢至菩薩
護符を使うことで、あらゆる神の力を使うことができる。また、武器としてチャクラムを使用する。
はじめの頃は自惚れの強い性格であったが、吸血鬼のジル・ド・レエから、友を信じることと戦人の誇りを学ぶ。
しかし天津神によって、アメノウズメとされる。
ツキヨミ(ツクヨミ
(上の月読と区別するためにカタカナ表記。)
退魔聖伝から登場。天津神。月読と同じ名前と髪型だが、性別は男。
裏高野の奥に眠るアマテラスを復活させるため、裏高野を乗っ取る。三種の神器を揃え、アマテラスの眠る岩戸を開けることに成功するも日光の策により、アマテラスの復活に失敗。その上、孔雀の術により顔面を負傷し、以後仮面を付ける。
アマテラスの復活に失敗後、アメノウズメとなった蓮華とともに各地の天津神を復活させる。
曲神記からは名前の読み方が「ツクヨミ」から「ツキヨミ」となった。
退魔聖伝では氷や冷気の術を使用していたが、曲神紀では蛾の姿にイラストがアレンジされると共に能力も蛾の能力が使われている。
少彦名神(スクナビコナノカミ)
退魔聖伝から登場。別天津神(コトアマツカミ)。知恵の神。
蛾のような羽が生えており、非常に小さく、人間の頭ほどの大きさ。姿を消すことができる。
他界渡りの神馬を作るために妖魔を作り出していた。しかし孔雀と出会い、孔雀がスサノオの牙に選ればれたものであると知り、そして孔雀の目的がこの世から神を消し去ることだと知ると、神々の最後を見届けたいとの思いから孔雀の仲間となり孔雀とともにスサノオの牙を探す。
どうしようもない程の酒好きで、この酒代のために孔雀は拝み屋をさせられることがある。
宣導涼子
退魔聖伝で登場。この人物が孔雀に仕事を依頼した事から長く続く「天津神編」が始まる。
人犬(ひといぬ)の大咬に襲われ命を落とすが、国津神のタケミナカタにより鬼部村に運ばれる。
スサノオ復活の鍵を握る人物の1人だが現在は生死不明で行方不明。
建御名方(タケミナカタ)
退魔聖伝から登場したスサノオの血を引く現在の国津神の長。
下照比命(下照姫)
国津神の建御名方(タケミナカタ)の妹。退魔聖伝から登場していたが名前は曲神記で明かされた。
名前は下照比命(しもてるひめ)だが、孔雀達には「織姫(おりひめ)」と呼ばせるようにさせている。
大咬太夫(おおかみだゆう)
退魔聖伝から登場。人犬(国津神を裏切った鬼)の一族で、現在の犬神統の統主。
満月の夜にはその月の霊力により大口真神(おおぐちまがみ)に化身する事が出来る。
十六夜太夫(いざよいだゆう)
退魔聖伝から登場。大咬太夫の妹。
曲神記で再登場したが、退魔聖伝の頃とは姿や性格がかなり変わっている。
兄の件での恩を孔雀に返す為、現在は一時的に孔雀一行と行動をともにしている。
荒川
曲神紀で登場。年増の水泳教師。過去にオリンピックでメダルをとった栄光が忘れられず、現状の水泳部と自分の不遇に悩む。「口惜しい」が口癖。
心の隙を曲神につかれ乗っ取られる。しかし最後は生徒を想い異世界から救い出した。モデルはどう見ても荒川静香。
伊邪那岐神(イザナギノカミ)
日本列島を作った日本の創生の神。
明星
曲神紀で登場。黄と朋子の息子。神仙の生まれ変わりでありスサノオの化身とされる。
イザナギの義理の息子となっている。曲神紀での最重要人物の一人。
年齢は6、7歳と思われる。

法力

  • 不動明王火界呪
  • 大聖歓喜天自在法
  • 孔雀明王延命飛行呪
  • 大日如来種字光護法
  • 日輪爆烈鎖
  • 雷帝電縛鎖
  • 孔雀明王大呪
  • 大日如来光爆波
  • 愛染明王天弓光
  • 愛染明王星天弓
  • 毘沙門天夜叉爪牙
  • 軍荼莉明王火炎蛇
  • 一字頂輪王呪
  • 金剛夜叉真言
  • 月光菩薩真言
  • 火天真言
  • 水天真言
  • 地天真言
  • 大極破
  • 大極火
  • 智拳印
  • 風天神斬裂渦
  • 摩利支天武具加持法・太陽剣
  • 摩利支天隠形印
  • 孔雀明王退魔曼荼羅結界
  • 発勁
  • 韋駄天真言
  • 月光菩薩冷光波
  • 大発勁
  • 九字神刀
  • 光明真言破地獄秘法
  • 九字護身法

アニメ

1988年から1991年に3本のOVAが作られた。1994年には『真・孔雀王』(監督:りんたろう)として再度OVA化された。

孔雀王 鬼還祭
孔雀王2 幻影城
孔雀王3 櫻花豊穣
真・孔雀王

映画

孔雀王

1988年公開。東宝東和制作。

キャスト

スタッフ

  • 監督:ラン・ナイチョイ(藍乃才、香港出身)
  • 製作:三ツ井康、レイモンド・チョウ
  • 製作総指揮:村上光一、チャイ・ラン
  • プロデューサー:河井真也、室岡信明、佐藤武光
  • 原作:荻野真
  • 脚本:橋本以蔵、関澄一輝
  • 企画:岡正、三木考祐、曽愛屏、周震東
  • 撮影:奈良一彦、関志勤
  • 音楽:ミッキー吉野
  • 主題曲:ロクサーヌ
  • 美術:田中孝男、馬磐超
  • 編集:神谷信武、姜興隆
  • 録音:武進
  • スクリプター:堀口壽一、一瀬隆重、古賀慎二
  • 助監督:桑原昌英、龍天生
  • 照明:高屋齋、阮定邦、劉鉄志

孔雀王アシュラ伝説

1990年公開。東宝東和制作。日本と香港での共同制作。

キャスト

  • 阿部寛 - 孔雀
  • ユン・ピョウ - コンチェ
  • グロリア・イップ - アシュラ
  • 李麗珍 - 珍
  • 劉錫賢 - 且
  • 橘ゆかり - 輪光尼
  • 早瀬恵子 - 輪月尼
  • 荒井乃梨子 - 輪星尼
  • 倪雪 - 鬼妃
  • 名取裕子 - 天輪尼
  • 勝新太郎 - 慈空

スタッフ

  • 監督:藍乃才
  • 製作:レイモンド・チョウ、レナード・ホー
  • 製作総指揮:蔡瀾、三木孝祐
  • 原作:荻野真
  • 脚本:曽田博久
  • 撮影:関志勤
  • 音楽:陳斐烈
  • 編集:姜興隆
  • 照明:院定邦

ゲーム

孔雀王
ファミリーコンピュータ、1988年9月21日、ポニーキャニオン
コマンド選択式のアドベンチャーゲームMSX2にも移植された。
孔雀王
セガ・マークIII、1988年9月23日、セガ
謎解きのアドベンチャーゲームと横スクロールアクションの複合したゲーム。
孔雀王2 幻影城
メガドライブ、1989年11月25日、セガ
面クリア方式のアクションゲーム
孔雀王II
ファミリーコンピュータ、1990年8月21日、ポニーキャニオン
コマンド選択式のアドベンチャーゲームだが、ロールプレイングゲームの要素が追加されている。



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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