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姉妹車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

姉妹車(しまいしゃ)とは、基本的な外観やメカニズムを共通としながら、異なる名称をつけて販売される自動車オートバイをいう。双子車兄弟車とも。

専門的には「バッジエンジニアリング」と呼ばれ、ビッグスリーや、旧BMCなど、複数のブランドディビジョン)を抱えるメーカーでは特別なことではなかった。また、近年増加傾向にある、メーカーの垣根を越えた「OEM」もこの手法である。

日本国内の場合、複数の販売チャンネルにおいて、同じ車を異なる車名で販売する場合に用いられる。

広義の姉妹車として、プラットフォームを共通とする車種同士をこう呼ぶことがある。姉妹車の定義は曖昧ではあるが、セダンを元にしたワゴンなどのボディーバリエーションは、通常、派生車種と呼ばれ、姉妹車とは言わない。

狭義の姉妹者同士の相違点は、車名エンブレムや設定されるボディカラーなどの違いにとどまる場合もあるが、簡単に差異が表現できる、バンパーフロントグリル灯火類などの「ねじ止め部品」が変更されることも多い。

姉妹車の一例

  • トヨタ・カムリ - トヨタ・ビスタ 
    • カムリが世界戦略車なのに対し、ビスタは日本国内専用車。テールライトフロントグリルなどに違いがある。カムリにはトヨタ初のV型6気筒エンジンを搭載したプロミネントも登場。
    • カムリはプロミネント以外は全車セダンであるが、ビスタは2~4代目にハードトップを設定しており、こちらはハードトップを中心にグレード展開がなされていた。
    • V40系を最後に、姉妹関係を解消。その後カムリは3ナンバーサイズとなる。ビスタは、V50系を最後にして2003年10月に生産終了した。
    • ビスタが登場する前はセリカの姉妹車でもあった。
  • 日産・シルビア - 日産・180SX(全車生産終了・廃止)
    • シルビアは固定式ヘッドライトのノッチバック・クーペ、180SXはリトラクタブル・ヘッドライトのハッチバック・クーペと、外観は全く異なるが、エンジントランスミッションサスペンションなどの車としての基本装置は、全て共通である。その他、ハンドルを除く内装とドア、前面ガラスなども共通となっている。これを利用して180SXのフロント部にシルビアのパーツを取り付けたシルエイティと呼ばれる改造も存在する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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