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奥さまは魔女 (テレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

奥さまは魔女おくさまはまじょ、原題 Bewitched)は1964年から1972年までアメリカのABC放送で全254話が放送され、大ヒットしたコメディーテレビドラマシットコム。アメリカでは続編としてサマンサとダーリンの娘を主人公にした『タバサ』がつくられた。日本でも1966年から日本語吹替版で放映された。

大変な人気作となったため、アメリカでは類似企画の『かわいい魔女ジニー』が登場し、日本では『魔法使いサリー』以下一連の「魔法少女もの」と呼ばれるジャンルが作成されるきっかけにもなった。

2004年には日本で同名の翻案ドラマも日本語吹替版と同じくTBS系列で制作された。

目次

あらすじ

広告代理店に勤めるダーリン・スティーヴンスが結婚した相手、サマンサは魔女だった! 彼女の結婚に反対する母親のエンドラを初めとする彼女の親戚たちも現われ、次々に巻き起こる珍騒動の数々……。

登場人物

  • サマンサ・スティーヴンス(Samantha Stephens)金髪のかわいい若奥様。相思相愛でダーリンと結婚したが、実は魔女。「魔法は使わないこと」とダーリンと約束するが・・・・
  • ダーリン・スティーヴンス(Darrin Stephens) サマンサの夫。広告代理店の若き重役兼優秀な宣伝マン(今で言うコピーライター)。愛妻家だが、魔女であるサマンサと結婚したせいで彼女の係累に日々悩まされる。
  • エンドラ(Endora) サマンサの母。気が強く派手好き。自慢の娘が下等動物(人間)と結婚した事が気に入らず、始終スティーヴンス宅にやってきては娘の家庭を引っかき回す。ダーリンの1番の天敵。
  • モーリス(Maurice) サマンサの父。厳格な魔法使い。
  • タバサ・スティーヴンス(Tabitha Stephens) サマンサとダーリンの娘(第1子)
  • アダム・スティーヴンス(Adam Stephens) サマンサとダーリンの息子(第2子)
  • アーサーおじ様(Uncle Arthur) エンドラの弟。大変ないたずら者。
  • セリーナ(Serena) サマンサとそっくりなサマンサのいとこ。
  • ラリー・テイト(Larry Tate) ダーリンの上司。
  • ルイーズ・テイト(Louise Tate) ラリーの妻。
  • グラディス・クラビツ(Gladys Kravitz) お向かいの奥さん。始終スティーヴンス宅を見張っている。何度もサマンサの魔法を目撃しているが、生来のおっちょこちょいな性格のため、アブナーに訴えても全然信じてもらえない。
  • アブナー・クラビツ(Abner Kravitz) お向かいのダンナさん。グラディスの夫。のん気な皮肉屋。趣味は多彩だがあまり長続きしない。
  • クララおば様(Aunt Clara) サマンサの伯母。趣味はドアノブ収集。魔法の力が年のせいで衰えており、自信喪失気味。間違った魔法でサマンサとダーリンを窮地に陥れる事もしばしばだが、温和な人柄で夫婦からは親しまれている。
  • エスメラルダ(Esmeralda) お手伝いさん魔女。くしゃみをすると無意識で魔法をつかう。
  • ハガサおば様(Aunt Hagatha) サマンサの叔母
  • ドクター・ボンベイ(Dr. Bombay) 魔女専門の医者
  • フィリス・スティーヴンス(Phyllis Stephens) ダーリンの母
  • フランク・スティーヴンス(Frank Stephens) ダーリンの父

スタッフ

出演者

  • サマンサ:エリザベス・モンゴメリー
  • ダーリン:ディック・ヨーク(1話~170話)、ディック・サージェント(171話~)
  • エンドラ:アグネス・ムーアヘッド
  • モーリス:モーリス・エヴァンス
  • タバサ・スティーブンス:エリン・マーフィーダイアン・マーフィー
  • アダム・スティーブンス:デビッド・ローレンスグレッグ・ローレンス
  • アーサーおじ様:ポール・リンド
  • セリーナ:パンドラ・スポックス(エリザベス・モンゴメリー)
  • ラリー・テイト:デヴィッド・ホワイト 
  • ドクター・ボンベイ:バーナード・フォックス
  • クララおば様:マリオン・ローン 
  • エスメラルダ:アリス・ゴーストリー

タバサ、アダムの俳優が2人なのは、双子の子役をつかったため。これにより撮影スケジュールの効率化が図られた。2人の子役のうち1人はダーリン役のディック・ヨークが大嫌いで彼と絡むシーンでは一方が演じ、そのほかでもう一方が演じるという前近代的であると同時に画期的なアイディアで撮影は進められたと言われる。

日本語吹替の声の出演

  • ナレーション:中村正(CMパロディーなどでもナレーションを務める)

日本語版制作スタッフ

  • 演出:内池望博
  • 翻訳:木原たけし
  • 効果:TFCグループ
  • 音楽:重秀彦
  • 調整:前田政信
  • 配給:(株)ソニーピクチャーズ・エンタテインメント

日本版「奥さまは魔女」

2004年1月16日2004年3月26日で、毎週金曜日22:00~22:54にTBSで放送。全11回。平均視聴率11.2%。

アメリカ版をリメイクしたドラマで、役名等の殆どは逆に日本からアメリカに渡ったメジャーリーガーの苗字を使っている。会社の名前も「イラブ広告」「NOMOフーズ」である。

同年12月21日にSPドラマとして復活した。

日本版のキャスト

魔法を使わない世界(人間界)に興味を持ち、魔界から出てきた魔女。そこで譲二と出会い、恋をし、結婚。夫との約束により、なるべく魔法を使わないように奮闘する事となる。
広告代理店「イラブ広告」社員。ありさが魔女である事を承知で結婚をする。「どんな難題も、全力を尽せば解決する」というのが信念。柔道の有段者である。
苗字は松井秀喜若しくは松井稼頭央から。
ありさの母。人間が嫌いで、ありさの夫となった人間・譲二も毛嫌いするが、いいからかい相手と見ている節もある。シェークスピアと付き合った事があるらしい。まともに玄関から入ってきた事は一度もない。
譲二の上司。イチローの本名・鈴木一朗と一文字違いなのを自慢している。とっても愛妻家。
松井家の向かいのマンションに住む夫妻。妻・倉子は度々ありさ達が魔法を使うのを自宅から目撃してしまっている。「あ~た!あ~た!!」と大騒ぎで夫・周三に報告するも、軽くあしらわれてしまう。ご近所思いのいい夫妻。
苗字は佐々木主浩から。
「NOMOカンパニー」の女社長。細腕ながら、なかなかのやり手。
苗字は野茂英雄から。
「イラブ広告」の社員。酒を飲むのが大好きで、性格は男っぽい(というか、オヤジっぽい)。
苗字は長谷川滋利から。
詩織の秘書。常に彼女と行動を共にし、スーツの内側から色んな物(殺虫剤・安産のお守り・玩具等)を取り出せる。子供好きで、松井家に行くとつばさの良い遊び相手に。
苗字は木田優夫から。
ありさと譲二の一人娘。ありさの血を引いて、魔法が使える。名前は「魔法なんか使わなくても、自分の翼(力)で空を飛べるような人になるように」と譲二が付けた物。
ダリアの姉。ありさの伯母に当たる魔女。魔法の腕は壊滅的で、成功した事は殆どない。
譲二の母。実家の伊勢で定食屋を営んでいる。ありさが魔女だという事実は知らない。
一夫の妻。松井夫妻の事を何かと世話を焼いてくれる。
ありさの父。ダリア以上に人間嫌いで、譲二の事も認めていない。つばさが産まれる時、男なら「マリオJr」、女なら「ダリア二世」にするつもりだった。

日本版のスタッフ

参考文献

豆知識

  • サマンサの母・エンドラの名前は旧約聖書サムエル記上」28章に出てくる「エンドルの魔女」にちなんだもの。
  • サマンサの娘・タバサの名前は魔女の祭りや集会を意味するサバト(Sabbath)を逆から読んだもの。なお、サバトは本来ユダヤにおける安息日を指す語である。
  • 「サマンサ・タバサ」・バッグブランドの命名にはこのドラマの登場人物はまったく関係ない、と社長が明言している(『サマン・サタバサ 世界ブランドをつくる』)。

関連項目

外部リンク

TBS 火曜21:30枠
前番組 番組名 次番組
怪盗ねずみ小僧
奥さまは魔女
(1966年2月1日 - 1968年9月3日)
いたずら天使
TBS 金曜ドラマ
ヤンキー母校に帰る
(2003.10.10 - 2003.12.12)
奥さまは魔女
(2004.1.16 - 2004.3.26)
ホームドラマ!
(2004.4.16 - 2004.6.25)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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