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吉行和子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉行 和子よしゆき かずこ1935年8月9日 -)は、日本女優エッセイスト俳人

父は作家吉行エイスケ、母は日本初の美容師の吉行あぐり。兄は作家の吉行淳之介、妹は詩人吉行理恵。私生活では結婚・離婚を経験、子供はなし。

目次

来歴

1935年、東京に生まれる。1954年女子学院高等学校を卒業。同年に劇団民藝付属水品研究所に入所し、1955年に初舞台を踏む。1957年には所属となり、『アンネの日記』のアンネ・フランク役で主役デビュー。1969年に民藝を退団してフリーになり、1974年の舞台『蜜の味』は高く評価され、紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した。

1958年フランキー堺主演の東京映画『ぶっつけ本番』で映画デビュー。翌年に日活と契約し、同年の『にあんちゃん』『才女気質』の演技で毎日映画コンクール女優助演賞を受賞する。1978年に性愛を大胆に扱った大島渚監督の『愛の亡霊』に主演し世間を驚かせたが、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。さらに『折り梅』などで、2002年毎日映画コンクール田中絹代賞も受賞し、映画の世界で活躍した。

テレビでは、『おかあさんといっしょ』の「おはなしこんにちは」のコーナーでお話のお姉さんとして茶の間にも親しまれ、出演は『3年B組金八先生』『ふぞろいの林檎たち』シリーズなど多数。

文筆の世界でも、1983年にエッセイ集『どこまで演れば気がすむの』を出版。同作で1984年の第32回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。2000年母の日に贈った五行歌朝日新聞で大きく、紹介され注目を集めた。

人物

実際の性格はお茶目で温厚である。『タモリのジャポニカロゴス』では演じ分けを行い、タモリから絶賛された。

女優の岸田今日子冨士眞奈美と親しく、しばしば3人で座談会やテレビに出演。2000年には共著『わたしはだれ?』を出した。タレントのピーコが癌で入院した時には、毎日お見舞いに行っていた。ピーコが家族以外に癌である事を真っ先に知らせた人物でもある。

佐賀のがばいばあちゃん』では家事の達人を演じたが、『愛のエプロン』出演時に家には「包丁がなく、御飯を炊くのも20年ぶりだ」と告白。料理上手な役が多いが、「それはあくまでドラマとかでの話ですから」と話している。

主な出演作品

テレビドラマ

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

バラエティー・教養番組

映画

CM

受賞歴

  • 紀伊國屋演劇賞個人賞
  • 毎日映画コンクール(女優助演賞)
  • 日本アカデミー賞(優秀主演女優賞)
  • 毎日映画コンクール(田中絹代賞)
  • 日本エッセイストクラブ賞 (どこまで演れば気がすむの)

関連項目

外部リンク


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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