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マツダ・RX-8

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マツダ・RX-8
フロント
 
image:Image:MazdaRx-8.JPG
 
リア
image:Image:Mazda RX8 rear 20070523.jpg
 
水素ロータリー車
image:Image:Mazda RX8 hydrogen rotary car 1.jpg
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 2003年-
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 4名
 
ボディタイプ 4ドアクーペ
 
ハイブリッド
 
エンジン 13B-MSP型 654cc×2(250ps/8500rpm 22kgm/5500rpm)
13B-RENESIS水素ロータリー 654cc×2(105ps/rpm 14.3kgm/rpm)
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機
 
駆動方式 FR
 
サスペンション 前・ダブルウィッシュボーン
後・マルチリンク
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 4435mm
 
全幅 1770mm
 
全高 1340mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース
 
車両重量 1340-1360kg
水素車1460kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
航続距離 ガソリン549km
水素100km
 
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM
 
車台共有車
 
同クラスの車
 

RX-8(アールエックス-エイト)は、マツダが製造・販売する自動車である。現在唯一のロータリーエンジンを搭載し、生産されている市販車である。略称は「8(エイト)」

目次

概要

ロータリーエンジンを搭載し、RX-7の後継車としてではなく、新規車種として2003年に発売が開始された。プラットフォームは、マツダ・FEプラットフォームが用いられた。名称を見ると、FD3S型RX-7の後継プラットフォームに見えるが、設計はFDから一新されている。

RX-7の後部座席は「ワンマイルシート」と呼ばれる補助的なもので、乗員の長距離移動には不向きであったが、RX-8 では「ファミリースポーツ」という新たな分野を掲げ、大人4人が乗れる形での登場となった。

4人乗りで、スポーツカーとしては珍しく4枚のドアを備える。4ドアはフォード側の絶対条件であったが4ドアにすると車体が大きくなり重量も増しロータリースポーツの旨みである「軽快さ」がスポイルされてしまう。そこでマツダが開発したのが前後観音開きになる「フリースタイルドア」である。後方部分(アルミ製)は前部が開くことによって初めて開閉が可能となり、前部が後部ドアをロックする役割も兼ね備えている。したがって後席の乗員は自力では降車することが出来ない(前席の乗員にフロント側のドアを開けてもらう必要がある)。また、他社に先駆けピラーと呼ばれるボディーの上下を結ぶ骨組みをドアに組み込んだビルトインピラーによりピラーレス構造を実現。ブレーキキャリパーはフロント片押し2ピストン、リア片押し1ピストンとなっている。フロペラシャフトはカーボン製を採用。パワーステアリングも従来の油圧制御からモーター制御の電動となった。

セーフティ面においても国土交通省による衝突安全性能総合評価において運転席、助手席とも最高ランクの六つ星を獲得(自動車アセスメント情報安全性能試験結果詳細データ(Type S))し、ブレーキ性能試験においても100km/hからの停止距離が38.6m(湿潤時は44.4m)とトップクラスの性能を実現している(但し全ての自動車を評価しているわけではないので注意が必要)。一方、歩行者頭部保護性能試験ではレベル1に留まる。

エンジン

image:Image:Mazda rotary engine.jpg
レネシスロータリーエンジン(マツダミュージアム)

エンジンは、『ロータリーエンジン』である。排気ガス規制の強化や燃費向上の為ターボチャージャーは搭載せず自然吸気となっているが、レブリミットを毎分9000回転(マツダ787BのR26Bエンジンと同数値)という超高回転型ユニットとなっている。設計の変更によりこの「RENESIS RE」は従来のロータリーエンジンと比較して燃費も向上しており、より大きなトルクを発生するものとなっている。イギリスの「エンジン・テクノロジー・インターナショナル」が主催する「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2003」を受賞した。過去最高の審査員50人中44人の得票を得て受賞したことから、この「RENESIS RE」の技術力の高さが見てとれる。このエンジンの基となったものを搭載した車が次期RX-7と呼ばれたコンセプトカー「RX-01」(1995年東京モーターショー展示車)で、吸気と同じく排気もサイドポート(これ以前はペリフェラルポート)にすることによりオーバーラップ0が実現できた為、数値通りの圧縮比が出せる様になったので低速トルクも向上した。 同時に燃費向上とクリーンな排ガスを実現した。しかし、サイド排気にした事により「熱だまり」が出来てしまい、13B-REWよりも冷却が厳しくなってしまった。プラブ周りやインターミディエイトハウジングの放熱性に難があり、ローターハウジングはマイナーチェンジ前だけでも予告なし改良がされ3種類ある。またセルモーターやオイルパンにも難があり、途中より改良品が導入されている。

マツダのスポーツカーに継承されてきたフロントミッドシップをさらに推し進めた「アドバンスドフロントミッドシップ」レイアウトを採用。車両の重量配分はRX-7の最終型となったFD3S型と同様に「前後50対50」の比率を確保し、エンジンの搭載位置をより低くしたためFD3S型よりもヨー慣性モーメントが5%低減され、高い運動性能を誇っている。

また、ロータリーエンジンはローターハウジング内で吸気、圧縮、爆発、排気の行程が異なる場所で行われるため耐ノッキング性能に優れ水素燃料等のガス燃料を燃焼するのに安全性が高く、一番効率が良いとされ、水素ロータリーエンジン「HYDROGEN RE」を搭載した水素型RX-8「ハイドロジェンRE」が開発されている。スイッチ一つでガソリンと水素を切り替えて使用できるバイフューエルとなっている。2006年現在広島県山口県岩谷産業出光興産に貸与して公道試験走行が行われている。

エンジンの最高出力は標準モデル(5MT)で210PS、標準モデル(6AT)及びTYPE-E(6AT)は215PS、TYPE-S(6MT)250PS、ハイドロジェンREの水素使用時は110PSである。

なお、メーカーによる慣らし運転推奨車種(取扱説明書に記載)がある。

マイナーチェンジ

2008年3月  マイナーチェンジされた。

  • カタログ記載の最高出力が低下したが、これは高回転でのプラグの劣化を防ぐためである。
  • ノックセンサーの変更によるレギュラーガソリンへの適応が拡大した。
  • エンジン内部へのメタリングポンプによるオイル供給もインジェクターが2本から3本に増設され細かく制御されるようになった。
  • 水温が上昇するまでエンジン回転が低めに設定されるようになった。
  • マイナーチェンジ前の国内販売RX-8はシングルオイルクーラーのみであった(輸出仕様はツインオイルクーラーあり)が、マイナーチェンジによりタイプRSなどの上級グレードにツインオイルクーラーが設定された。
  • オイルフィルターの位置がバルクヘッド近くのエンジン上面から、エンジン下面に移動された。
  • オイルパンの形状やデフケースの冷却フィンの追加。
  • オイルパン部分のアンダーカバーの形状変更。
  • サスペンションジオメトリーの変更
  • 5速モデルも6ポートになった。
  • 触媒とマフラーが変更された。
  • 6速ミッションがアイシン製から自社製となり耐久性が向上した。カーボン製シンクロの採用。
  • 前後バンパーの形状変更、左右のフロントフェンダーの形状変更、ライトの形状変更。

レース

  • スーパー耐久にて、一部プライベーターチームによりレースに投入されたが、短期間の参加に留まった。
  • レースではないが、D1グランプリ(ドリフト)にて、FD3Sのエンジンに換装されたマシンが出走している。
  • 2008年3月、アメリカにおいて デイトナ24時間レースで 3ローターNAを搭載したRX-8がクラス優勝している。
  • MAZDA-USAでは、20Bペリポートエンジンを搭載したRX-8が、レース用としてコンプリート販売されている。

歴史

  • 1999年 - 東京モーターショーコンセプトカー「RX-EVOLV(エボルブ)」を出品。
  • 2001年 - デトロイト・ショーで「RX-8」と名付けられた車が最初に発表される。外観はRX-EVOLVの流れを引き継いでいた。
  • 2003年1月 - 北米国際自動車ショーで市販モデル発表。
  • 2003年2月 - 宇品第1工場で生産開始。
  • 2003年4月 - 販売開始。
  • 2004年10月 - 水素ロータリー車の公道走行開始。
  • 2006年8月 - 一部改良。6速ATの設定、車体色の追加などが行われた。
  • 2008年1月 - 東京オートサロンにマツダスピードコンセプトを出品。
  • 2008年3月 - マイナーチェンジ。新グレード「Type RS」の追加。

RX-8が登場する作品

TV・映画

漫画・アニメ

ゲーム

関連項目

外部リンク


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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