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ボイラー溶接士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ボイラー溶接士(ぼいらーようせつし)とは、労働安全衛生法に規定された国家資格(免許)の一つで、ボイラー溶接士免許試験に合格し、免許の交付を受けた者をいう。

目次

概要

  • ボイラーの溶接を行うことができる免許である。労働安全衛生法に規定された二十数種の免許のうち、このボイラー溶接士だけが免許に有効期限があり(溶接作業に従事していないと、資格に必要な技能の維持が難しくなるため)、更新手続が必要とされる。

区分

  • 特別ボイラー溶接士 - 全ボイラー及び第一種圧力容器の溶接の業務ができる。
  • 普通ボイラー溶接士 - 溶接部の厚さ25mm以下のボイラー及び第一種圧力容器の溶接の業務と管台、フランジ等を取付ける場合の溶接の業務ができる。

受験資格

  • 特別
    • 普通ボイラー溶接士免許を受けた後、1年以上ボイラー又は第一種圧力容器の溶接作業の経験がある者(ガス溶接、自動溶接を除く。)
  • 普通
    • 1年以上溶接作業の経験がある者(ガス溶接・自動溶接を除く。)

試験

学科試験と実技試験がある。全国の安全衛生技術センターで3月上旬頃、9月中旬頃の2回、学科試験が行われ、その合格者に対し約1か月後に実技試験が行われる。

試験科目

特別
  • 学科
  1. ボイラーの構造及びボイラー用材料に関する知識
  2. ボイラーの工作及び修繕方法に関する知識
  3. 溶接施行方法の概要に関する知識
  4. 溶接棒及び溶接部の性質の概要に関する知識
  5. 溶接部の検査方法の概要に関する知識
  6. 溶接機器の取扱方法に関する知識
  7. 溶接作業の安全に関する知識
  8. 関係法令
  • 実技
  1. 指定条件での被覆アーク溶接(横向き突合せ溶接。板厚25mm、試験時間60分。使用できる溶接棒の種類が指定されている。)
普通
  • 学科
  1. ボイラーの構造及びボイラー用材料に関する知識
  2. ボイラーの工作及び修繕方法に関する知識
  3. 溶接施行方法の概要に関する知識
  4. 溶接棒及び溶接部の性質の概要に関する知識
  5. 溶接部の検査方法の概要に関する知識
  6. 溶接機器の取扱方法に関する知識
  7. 溶接作業の安全に関する知識
  8. 関係法令
  • 実技
  1. 指定条件での被覆アーク溶接(下向き・立向き突合せ溶接。板厚は両者とも9mm、試験時間は両方合わせて60分。使用できる溶接棒の種類が指定されている。)がある。


外部リンク


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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