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フッ素樹脂塗装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フッ素樹脂(フッそじゅし、fluorocarbon polymers)とはフッ素を含むオレフィンを重合して得られる合成樹脂の総称であり、フッ素樹脂塗装はその技術を応用したものである。世界で初採用されたのは昭和63年に登場したC32型日産・ローレルである(メーカー呼称は「スーパーファインコーティング(SFC)」)。また、この技術は建築にも用いられ、明石大橋などの橋梁などに採用されている。


概要

アクリルウレタン塗料は約5年、アクリルシリコン塗料は約10年で光沢が約20%も減少してしまう。 それに比べてフッ素樹脂塗料は施工後20年経っても90%の光沢が保持されているという。 その効能として、はっ水性能や耐候性能をよりいっそう高め、洗車の際のブラシや砂塵などで生じやすいヘアスクラッチや薬品や日光等によるシミの発生を防ぐなどが挙げられる。

他の塗料と比べると高価な塗料ではあるが、耐久性・意匠性などの面から、長期的に考えれば経済的な塗料といわれている。


展開

前述のC32型日産・ローレルに採用された後も改良を重ねられ「スーパーファインコーティング(SFC)」から「スーパーファインハードコート(SFHC)」に進化し、順次日産の高級車を中心に採用車種が拡大され、一時期はセフィーロラシーンシルビアプリメーラサニープレセアなどさまざまな車種に展開され、近年ではティアナスカイラインにも採用されていたが近年の塗装技術が向上したこととコスト削減のあおりを受けて順次オプションから外されていった。 この技術は2008年現在、プレジデントスカイラインクーペに採用されているだけとなっている。

廃止した代わりとして日産では「5Years Coat」なるガラス系コーティングをディーラーオプションで用意している。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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