ハッチバック
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ハッチバックは、自動車の形状の1つである。2ボックスセダンとも呼ばれる場合もある。
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概要
跳ね上げ式後部ドア(ハッチ)や跳ね上げ式後部窓(グラスハッチ)を持ち、荷物室と車室が隔てられていない車体形状を指す。商品名として、リフトバック、オープンバック、スポーツバックなど、メーカーごとに独自の商標を与える場合もある。
後部座席の頭上の空間を確保するためにハッチをほとんど垂直に立てた形状に作られることがある。大きな荷物を積む場合にはバンのように使用することができるように、後部座席が折りたためるようになっているものがほとんどである。
ハッチバックの元祖は、1961年発表のルノー4(キャトル)であると言われているが、その萌芽は1938年のシトロエン・トラクシオン・アバンCommercialeにまで遡る。世界的にはジョルジェット・ジウジアーロのデザインによる、初代フォルクスワーゲン・ゴルフが成功したことで広まった形態である。日本においてはトヨタ・スプリンター・リフトバックや、ホンダ・シビック等により一般化した。現在では、小型自動車(コンパクトカー)や軽自動車では、その実用性から最も一般的な形となっている。
日本では、かつては重量と剛性の面で有利な3ドアが主流であったが、次第に使い勝手に勝る5ドアが主流となり、3ドアは減少している。
軽自動車においては、乗用車(5ナンバーの軽自動車)を軽ボンネットバン(4ナンバー)と区別するため、メーカーが「セダン」と名付ける事がある。
多くのクーペやハードトップ、特に1970年代 - 1980年代のスポーティーカーにおいて、リアハッチを設ける車種が増加したが、スポーツカーでは、剛性低下や重量増を嫌い、これを採用しないものもあった。
外観上、3ボックスに見えるものでは「5ドアセダン」と呼ばれることもある。ルノー・21や25、日産ではパルサーやプリメーラUK、ホンダではコンチェルトやクイントインテグラ、ほかにもダイハツ・アプローズ、三菱・ランサー(3代目)、トヨタ・プリウス(2代目)などがそれにあたる。主に荷室容積への要求が厳しい欧州向けに多く見られ、使い勝手は維持しつつ、高級感を損ないたくないCセグメント以上に採用例が多い。フォルクスワーゲン、フィアット、アルファ・ロメオは3ボックスのノッチバックボディーに別の車名を与え、やや上の車格として販売している。
日本ではミドルクラス(全長4400mm、1600cc級)以上においては、1990年代までは3ボックス型(セダン)の方が主流であり(実用的なステーションワゴンが好まれた時期もあった)、セダンとステーションワゴンの間に位置づけられるようなハッチバックは日本では存在が薄いが、それでも5ドアではトヨタ・コロナやビスタ、日産・スカイライン、三菱・エテルナ、マツダ・カペラなどで採用例があるものの、3ドアではホンダ・アコード/ビガーなど、一部でしか採用されていない。
ファミリー向けハッチバックに高性能エンジンと硬いサスペンションを装備したモデル(ホンダ・シビックタイプRなど)は特に「ホットハッチ」と呼ばれる場合がある。
問題点
- 荷室が外から見えやすい為、プライバシーを確保できず、車上狙いの標的になりやすいといわれる(この問題についてはミニバンやステーションワゴン、ライトバンも同様)。トノカバーやプライバシーガラスで防ぐことができる。
- リアオーバーハングが短く、荷室が小さい。
- セダンに比べて空力特性(性能)の面で不利になる(例外あり)。
- 後突に対する衝撃吸収範囲の設計がやや難しい。
- 後部の開口部が大きく、車体剛性の面で不利である。
ハッチバック車種一覧
国産車
乗用車
- トヨタ・ブレイド
- トヨタ・ヴィッツ
- トヨタ・パッソ
- トヨタ・オーリス
- 日産・ノート
- 日産・マーチ
- 日産・ティーダ
- ホンダ・フィット
- スズキ・スイフト
- ダイハツ・ブーン
- 三菱・コルト
- マツダ・デミオ
- マツダ・ベリーサ
- マツダ・アクセラ
- マツダ・アテンザ
- スバル・インプレッサ
軽自動車
外国車
- プジョー・207
- プジョー・307
- シトロエン・C2
- シトロエン・C4
- ルノー・ルーテシア(本国名クリオ)
- ルノー・メガーヌ
- フォルクスワーゲン・ゴルフ
- フォルクスワーゲン・ポロ
- フォルクスワーゲン・ルポ
- アウディ・A3
- BMW・1シリーズ
- BMW・MINI (現行モデルのみ)
- ランチア・イプシロン
- フィアット・プント
- アルファロメオ・147
- オペル・ヴィータ(本国名コルサ)
- フォード・フィエスタ
- ヒュンダイ・TB
脚注
関連項目
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴 Text is available under GNU Free Documentation License. |