テレビアニメ
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アニメ>テレビアニメ
本項では、テレビ局(BS局やCS局も含む)で放送されるアニメ作品を指す。
目次 |
概説
当項では、基本的に日本国内のテレビ局もしくは制作会社が主導で制作・放送されたテレビアニメ作品全体に関して述べる(テレビアニメ作品の劇場版を含む劇場アニメや、OVAなどのテレビ放送に関しては、当項では扱わない)。特殊な例として、元はOVAとして制作された作品が、放送局の規制をクリアする為の修正を施したり、新作の話を追加するなど、テレビアニメシリーズとして放送されるケースも稀にある(一部のUHFアニメ他[1])。
近年では、古くから多く放送されて来た地上波テレビ局のみならず、BS・CS放送による放送形態の作品も増加している(これらを併用して放送する作品や、主に地上波未放送地区への補完としてブロードバンド配信を行う作品も急増している)。
- 放送形態別の詳細に関しては
- 全日帯アニメ
- 深夜アニメ(23:00~29:00の間にNHKもしくは在京キー局にて本放送作品を指す)
- UHFアニメ(Wikipediaでは関東圏の独立UHF局にて本放送もしくは初放送作品を指す[2])
- BSアニメ
- WOWOWアニメ(BSアニメの過半数を占める)
- CSアニメ(地上波でも同時もしくは時差展開される作品が殆どの為、深夜もしくはUHFアニメにも分類される事が多い)
の各項を参照されたい。
その他、各テレビ局のマスコットキャラクターを使用した短編アニメ(局関連の告知CMなども含む)も存在する(代表的な例としては北海道テレビのonちゃんや毎日放送のらいよんチャン、テレビ大阪のたこるくん)。
なお、海外で制作されたアニメ作品全体(日本の制作会社の下請け制作参加は除く)全体に関してはカートゥーンの項を参照されたい。
歴史
1990年代におけるテレビアニメの激変
1990年代前半までは古くから自社制作に消極的であったTBS以外の在京キー局およびその系列局(主に在阪局・在名局)が積極的にテレビアニメの制作を行っていた。
転機が訪れたのは1990年代後半である。1995年放送の『新世紀エヴァンゲリオン』の大ヒット以降、テレビ東京を中心にテレビアニメの制作が活発化し、大量生産に有利なデジタルアニメの実用化も相まって本数が急増した[3]。
1990年代末〜2000年代に入ると、在京キー局各局においては全体的に全日帯アニメの衰退振りが目立ち[4]、代わって土日の午前帯や深夜アニメに力を入れている傾向が目立つ。更にUHFアニメやWOWOWアニメなどが台頭するようになった。
NHKアニメの変遷
詳細はNHK総合テレビ番組一覧#アニメ、NHK教育テレビ番組一覧#アニメ、NHK衛星放送番組一覧#アニメをそれぞれ参照
NHKは現在では教育テレビおよび衛星第2テレビ(BS2)で多く放送している(一部衛星ハイビジョンテレビ(BS-hi)で再放送の作品もあり)。
かつては総合テレビで多く放送していた時期もあったが次第に教育やBS2での放送にシフトして行き、『NHKアニメ劇場』が2006年12月に終了以降は教育テレビおよび衛星第2テレビで本放送された作品の再放送に留まっている。
テレビアニメの現状
日本国内では現在、民放キー局(在京・在阪・在名局)やNHK各チャンネルに加えて独立UHF局を含めると、週に80本近くの新作アニメ番組が放送されていると言われる。
下記に2007年12月現在、在京民放キー局各局で放送されているテレビアニメの総本数を掲載する(系列局からの逆ネット作品を含むレギュラー枠で本放送の作品に限定)。
| 局名 | 総本数 |
|---|---|
| 日本テレビ(NNS) | 5 |
| TBS(JNN、※1) | 4 |
| フジテレビ(FNS、※1) | 6 |
| テレビ朝日(ANN) | 6 |
| テレビ東京(TXN) | 30(※2) |
| 合計 | 51 |
- 注
- ※1:子会社のBSデジタル放送局限定放送作品に関しては除外した。
- ※2:ミニ作品が複数放送されている『おはスタ』や『おはコロシアム』『アニメロビー』などのアニメコンプレックス・バラエティ番組に関しては、それぞれ各番組ごとに1本としてカウントした。
地上波に関しては、ローカル局と各局の方針・予算不足などから放送される本数に大きな格差があり、在京キー局の半分にも満たない局が多い。#日本国内の地上波民放の放送エリア・チャンネル数の問題の項を参照されたい。
多くは児童・ファミリー向けであり、世間一般において『アニメが子供のもの』という認識はここ40年ほどは基本的には変わっていないが、変化も起こりつつある。
子供以外の層で、アニメに拒否感を示す者の割合が減少しつつある。これは、アニメを見て育った層がそのまま高年齢化したためである。
1990年代前半まで主流を占めたゴールデンタイム帯に放送される作品は激減し、テレビ東京での平日夕方枠[5] と在京キー局に加えて、三大都市圏の独立UHF局の深夜枠、土日の午前帯が主流となってきている。更には、BS局(2000年代初頭に相次いで開局した民放BSデジタル放送局も含む)や、CS局での本放送作品も急増している。
かつては玩具会社や食品会社など(バンダイ・丸大食品など)がスポンサーの主流を占め、必然的に内容も子供向けだったのが、ビデオソフト制作会社などがOVAに代わって主に深夜帯に作品展開の場を移した為、一般人でない高年齢層(オタク)向けのアニメが増加している。放送時間帯が故に視聴者層が極めて限られ、広範囲の視聴者の支持を集めるには至っていないが、パッケージ販売のためのプロモーションの性格も強いため、たとえ低視聴率でもターゲットとする層に確実に届けばよしとしているようである。深夜枠のアニメ番組には、放送局が製作せず、スポンサーが番組枠を買い取って放送するものも多い。
近年、少子化による特に子供向けアニメの需要減少が目立ち[6]、それはやがてアニメ業界全体の衰退にまで発展するとの危惧を示すファンや関係者もおり、アニメに力を入れているテレビ東京でさえ、「アニメはもう子供たちのファーストチョイスではないんですよ」と2007年4月11日付け『東京新聞』のインタビューに大木努広報・IR部長が語るほどである。[要出典]。
世界全体のアニメ業界はむしろ活性化(日本以外のアジア圏など)している傾向はあるものの、上記のように日本国内での急激な空洞化から、外国側(特に日本の制作会社が外注に出す例が増えている中国や韓国)にアニメ業界の主導権を奪われる可能性も否定出来ない。
また、過剰な期待に応えた量産の結果として、作画崩壊と俗称される手抜きが頻発し、制作体制そのものが1クールの放送枠の維持すらできない状況に陥ることも生じてきた(放送スケジュールに穴を開けると放送局側に違約金を支払うなどのペナルティを受ける為、とりあえず放送できる状況には仕立てておく事例が多い)。
しかし、本来ならDVDなどでの販売収益で資金を回収する必要があるが、放送された状況では当然お金を出してまで見てもらえるクオリティではないため、修正を加えた正規版として販売する事がまれに発生する。この背景には、近年の業界外からの異常なアニメ投資ブームがあり、作品の品質や収支を問わず、ただ本数を生産販売して利益をあげる業界の体制ができてしまっている問題が挙げられる。
近年ではテレビアニメの総本数が飽和状態に陥った結果、それすらも維持する事が厳しい状況に陥りつつあり、全体的に放映枠が縮小している局も見られる。
平均的な日本のテレビアニメ番組
ごく一般的なテレビアニメ番組について、その制作過程とフォーマットを以下に述べる。
テレビアニメ番組の制作
下記は特に注記が無い場合は民放テレビ局での事例を指す。
テレビアニメの場合は、アニメ制作会社もしくは広告代理店が企画をテレビ局に持ち込み、局側がそれを採用するか否かを決定する。
企画を企業に説明・宣伝し、民放テレビ局から割り当てられたCM枠にCMを出す提供スポンサーを獲得するのが広告代理店の役割である。広告代理店を経由してスポンサーから得た広告費を、テレビ局はアニメ制作会社に制作費として提供する。テレビ局への見返りは、2年間で2回の放送権と商品化権収入の一部(通常10~20%で1年限り)と言われている。
企画は大別して特定の原作を持たず、アニメそのものが原作にあたるオリジナル作品(ガンダムシリーズなど)と、漫画・ライトノベル・コンピュータゲームなどの原作者より権利を得て何らかの作品をアニメ化するものとがある。近年ではメディアミックス展開を想定した企画も多い。製作資金は、テレビ局側が放送権料の名目でその100%を負担する。近年では放送局が制作に関与せず、制作委員会制度により逆に制作会社・広告代理店側がテレビ局の放送枠を買い取る作品が急増し(主に深夜アニメやUHFアニメ、WOWOWアニメ)、このような番組は放映枠買取番組と呼ばれる。
そして、アニメ制作会社は元請けとして音声制作会社と下請けのアニメ制作会社に発注する。これが仕上がり、納品されてテレビアニメは完成する。これがテレビアニメ制作の基本的構造である。
なおテレビアニメの場合、著作権は制作プロダクションが保持したまま、放送権のみを放送局に売る。これは日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』において、制作プロダクション主宰の手塚治虫が同時に原作者でもあるという立場でもあり、自身の作品でもあるアニメ版の著作権を、放送局に売り渡すことに難色を示したところ放送局もこれを認めたため、その後も同じ方式が踏襲されていったものである。
放送局が著作権を買い取ったアニメ番組も初期には存在したが、版権ビジネスが成立しないために制作プロダクションが経営的に苦しく、現在ではほとんど存在しない。その為本放送を行った放送局の放送権が切れた後は、その放送局の系列以外でも放送される例が多い[7]。
最も一般的なテレビアニメは、1回30分の番組である。5~15分のショートアニメも存在し(主にNHK教育や独立UHF局系で放送される一部の作品)、民放キー局系でも主に早朝や午前帯にそれらを複数放送する番組も存在する(『おはスタ』『おはコロシアム』『アニメロビー』など)。
テレビ局の編成サイクルは3ヶ月(13週、1クール)を単位としているので、当然ながらテレビアニメの放送期間も3ヶ月単位である。
かつては1年単位が最も一般的で、半年から9ヶ月単位は少数派であったが、1990年代以降は状況が変化し、全日帯アニメなら半年(2クール)、深夜アニメなどは3ヶ月(1クール)を放送期間とするのが普通である(これはテレビアニメに限らずテレビドラマでも同様の傾向が大きく見られる)。
ただし放送期間は番組の視聴率や人気・関連ビジネスの状況などによって変化することも珍しくなく、半年から1年程度延長される例もあれば[8]、逆に視聴率不振などから放送期間短縮による打ち切りに至る例もある[9]。また、打ち切りに至らずとも、放送枠を早朝もしくは深夜枠に格下げされる例も少なくない[10]。
更に在京キー局およびその系列局制作アニメ作品の一部においても、時間帯を問わずに制作スケジュールなどの関係で2クール分放送後、一定期間をおいて3クール目以降を放送する手法を取る作品も現れている[11]。
一般に1クール単位の放送であるから、総放送回数も13で割り切れることが多いが、特別番組などが放送されるためそうなっていないことも良くある。最近では、2002年辺りからフジテレビなどで深夜アニメ放送に関するトラブルが相次いだ事から、その防止策として企画当初から通常のクール数に応じた話数よりも、若干少なめに全放送予定回数を設定する事例も相次いでいる。
なお、特別番組として単発放送されるテレビアニメも一時期は多数存在したが(『トンデモネズミ大活躍』『生徒諸君!』など)、現在では深夜帯で放送して後日ソフト化を前提に制作される作品[12]以外は極めて少ない(例外としては『金曜ロードショー』枠で放送の『ルパン三世TVスペシャルシリーズ』や『はじめの一歩』特別編など)。これは制作費が高くつく割にキャラクターグッズ展開などがしにくく、CM収入だけでは制作費の回収が厳しい問題などの為であるという。
スポンサーと放送局にとっての営業
民放で放送する場合、製作資金および放送費用を負担するスポンサーが必要不可欠となる。
そのスポンサーは、本来の視聴者層が子供向けの場合、玩具・食品(菓子や子供向けの加工食品)・子供向けの玩具や生活用品メーカーや教材会社などが草創期以来長年主たるスポンサーであった。
テレビアニメが特撮番組同様に草創期から子供向け番組と位置づけられていたものが殆どであった為、特にオリジナル企画作品の場合は番組スポンサーを務める玩具メーカーや食品メーカーなどとのタイアップが殆どであった。その為、スポンサー側からの要望が作品設定に多大な影響を与えた例は数知れない。これを作品に違和感なく反映させる事も担当アニメーターの力量を測るバロメーターとなっている。
しかし、子供向けアニメの広告主の多くを占める、商品単価が低く購買層も狭い子供向け商品の企業であることは、放送局にとって営業上不利となる。
20%台あるいは30%台の視聴率のアニメより、その裏番組で視聴率10%強の同時間帯で大人向けスポンサーのつく番組(クイズ・ドキュメンタリーなどでスポンサーが電子機器・製薬・事務用品など)が放送局にとってはおいしい番組であり(少子化の進む近年のみならず、アニメ全盛時代のはずの1970年代といえども例外ではなかったようである)、より収入を増やす理由で子供向けアニメがゴールデンタイムから消える現状においても、日本テレビ系の「スタジオジブリ作品」・『名探偵コナン』、フジテレビの『サザエさん』・『ちびまる子ちゃん』、テレビ朝日の『ドラえもん』・『クレヨンしんちゃん』、テレビ東京の『ポケットモンスター』のようなファミリー・一般向けアニメには一般向けスポンサーが中心の番組が多い。
そのようなスポンサーを多く付けたアニメは老若男女を問わず人気を持つ作品がほとんどで、(他のアニメ番組とは反対に)バラエティー番組以上に広告効果が高く、またそのテレビ局の顔にもなりやすいことから、各テレビ局で優遇して取り扱われる傾向にある。
中には『サザエさん』や『世界名作劇場』などと言ったアニメ業界とは無縁の企業による一社提供番組もあったが、極めて希少な例である(現在は不況などの影響で殆ど存在しない)。
しかし上記のような番組は所謂長寿番組か一般層にも幅広く知名度の高いものが殆どであり、『結界師』のゴールデンタイム帯撤退劇のように4大キー局では新しめの原作作品アニメをゴールデンタイム帯に流す事は限りなく困難な状況になりつつある(原作のないオリジナル企画作品に至っては、ゴールデンタイム帯での放送そのものが絶望的と言っても過言ではない状況にある)。
この傾向が前述の#テレビアニメの現状における、全日帯アニメの衰退に前後するようにUHFアニメを含む深夜アニメ急増の一因とも言われる。
1980年代に入ると、メディアミックス作品や漫画・小説が原作の作品では出版社やレコード会社(作品の音源・映像ソフトを制作・販売)のスポンサード番組が急増している。とりわけアニメソングビジネスに目をつけたレコード会社や、テレビゲーム機の普及によるゲームソフトメーカーとの、やがてパッケージ販売を前提とした深夜アニメやUHFアニメなどの急増により、ビデオソフトメーカーとのタイアップが急増している。
公式サイト
アニメの項を参照されたい。
テレビアニメ番組の平均的フォーマット
日本で最も一般的である30分長のアニメ番組の内容はほぼ次の通り(ここでは『マシュマロ通信』テレビ本放送版を例として挙げる)。
- 警告
- 『テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見よう』など、アニメキャラから視聴者への指示がある。 5秒/ポケモンショック以来表示されるようになった。
また、頭文字Dや湾岸ミッドナイト等では、シーン中の行為(自動車の暴走など)を真似しないよう呼びかける内容もある。
- オープニング曲 1分30秒
- 提供クレジット
- 最近の傾向として、キー局のアナウンサーに代わり主要キャラクターを演じる声優が提供のアナウンスをするケースも増えている。提供クレジット#声優によるアナウンスも参照されたい。
- CM
- 本編Aパート 10分
- アイキャッチ 5秒
- CM
- アイキャッチ 5秒
- 本編Bパート 10分30秒
- エンディング曲 1分30秒
- CM
- 次回予告 15秒
総計 24分00秒、残りはCMになる。テレビ局のCMは15秒単位で作成されるため、それぞれのパートの総計は15秒単位となる。
- 例:警告とアイキャッチの総計は15秒、テーマ曲はそれぞれ90秒(60秒ほどのものもあり、150秒かかるものもある)
オープニング曲・エンディング曲・警告は毎回同じ画像を繰り返して使い、スタッフ名のみが差し変わる。アイキャッチはその回の映像を使いまわすバンクの1種で、次回予告では次回に放送される予定の映像を使いまわすため、実質的にはAパートとBパートの計20分30秒が新規作成される映像となる。AパートとBパートの時間の振り分けは比較的あいまいで、両者を総計して毎回同じ20分30秒になればよい。
ただし番組の総計時間が24分00秒になったのは近年で、かつては25分や29分の番組が制作された時代もあった。また、すべての作品の本編が20分30秒とは限らない。例えばアイキャッチが無かったり、画面の端に番組ロゴを表示するのみの場合やCM入り・CM明けの両方にアイキャッチを入れずいずれか一方にのみ入れる場合、3秒程度の短いアイキャッチを使用する場合などがありこれらの場合、本編の時間はそれなりに増える。
また放送開始時に挿入される視聴上の「警告(啓発)」は、放送局によっては本編冒頭に字幕のみで処理される場合や、警告自体を入れない局(TBS・MBSなど)も存在する事に加え、近年ではわかさ生活がそれを兼ねたCMを流す例もあり(TOKYO MX・KBS京都・テレビ大阪などの全日帯放送作品の一部)、これによっても本編かCMが増える。
この映像に声や音楽を入れて、番組は完成する。声は声優と呼ばれる声だけで出演する俳優がキャラクターごとにつく(マルチタレントや歌手、一般俳優が声を当てることもある。キー局系のアニメでは、制作局に所属するアナウンサーが声を当てることもある)。番組内の音楽はテーマ曲を含めて殆どが新規に作曲され(かつては同じ曲を別の作品で使い回す例もあった)、後にサウンドトラックが作られる。
備考
大半の番組はこの例とほとんど同様の構造だが、番組によっては細部でかなり異なっていることもある。
例えば、オープニング曲の前に数分程度の本編が挿入されるいわゆる「アバンタイトル」、更には毎回同じ映像が流れるイントロダクションを置いた作品は珍しくない(OVAなどでも同様である)。時には第1話或いは最終話だけオープニング曲が入る部分を全て「アバンタイトル」に当てたり、エンディング曲のイントロを各回のBパートのラストシーンに被せるように挿入する演出や、時には最終話ではエンディング曲の画像を新規に作ったり(大抵はBパートの延長で実質的な後日談である)も少なくない。
その回の内容がシリーズにとって特別な意味を持つ場合(最終回が比較的多い)、AパートやBパートなどの長さを変えてCMが本編の間にほとんど入ってこないようにしたり、オープニングかエンディング(または両方)の画像・曲を新しくすることもある。特に、エンディング曲や予告の放送位置やその間でのCMなどは千差万別である。
変わったところでは『機動新世紀ガンダムX』や『結界師』などでエンディングのアニメーション内に次回予告を挿入していた例もある。また、『結界師』以降のytv'夜7時枠作品では本編の中に提供クレジットが表示される。
作品によっては本放送時の提供クレジットに「今週のハイライト」的文章や、「携帯サイトなどの局からの案内」(ネット局によっては挿入されない場合もある)などのテロップを挿入する例もある。またエンドタイトルも同じ作品で挿入される局とされない局、或いは局ごとに別々の例もある。
アイキャッチについても番組によってはそれ自体が存在しなかったり(Aパート終了時もしくはBパート開始時に番組タイトルロゴを映像の片隅に挿入する場合もある)、毎回同じものを用いたり、内容(対戦となる回かそうでないかなど)に応じて数種類のアイキャッチを使い分けていたり、中にはCM放送の区切りの有無に関係なく演出面で意図的に頻繁に入れることもある。また、後述の通りCMがないNHKの番組でも1~2回はいることがある。
その他、本編開始前もしくは本編終了後にショートアニメや各種ミニコーナーを設ける番組も存在する。
テレビCMが入らないNHKやWOWOWのスクランブル放送番組、CSアニメなどでは本来このようなフォーマットに従う必要はないはずだが、民放テレビ局からの再放送需要(CSアニメに関しては地上波との同時もしくは時差展開を行う作品も多い)を意識して同様の構造を持たせている。
作品本編も民放と同じようにおおよそ24分で制作され、そのために余る時間には視聴者からのイラストを紹介するコーナーを入れたり、ミュージッククリップを流したり、他番組や局自身の広告を入れたり5分の帯番組とつなげて30分にするなどして放送している。これは放送権を民放や海外に売る際、長さが異なっているとそれがCMを挿入する際の障害となり易いためである。
また再放送においては、主に放送枠の都合上(例:再放送枠自体が通常の30分よりやや短い)からCM放送時間を捻出する為に、テーマ曲や次回予告、場合によっては本編の一部がカットされた分だけされる場合もある。特に通常のフォーマットより本編が長めに制作された作品でこれが顕著である。
放送素材の変化
草創期からフィルム撮影でマスターを制作していた関係で、その原版から放送局に納品するフィルムを作成して放送する形態が長年続いていた。しかしこの手法はフィルムの経年および地方局への時差ネットもしくは再放送での複数使用による劣化が付きまとい、特に地方在住者にとってはキー局など同時ネット地域との格差となって現れていた。
1990年代に入るとテレビアニメでも音声多重放送が一般化する頃とほぼ同時期に、放送局に納品する素材を従来のフィルムからVTRへ切り替える動きが主流となり(テロップ挿入などが容易になる利点もあった)、更にデジタルアニメおよびデジタル記録媒体の普及と共にそれに切り替えられている(近年ではフィルムマスター作品をパッケージ化する際にデジタルリマスター化する例も増えている)。
ハイビジョン対応
16:9のワイド画面やハイビジョン放送対応のテレビ機種の登場・BSデジタル放送や地上波デジタル放送(地デジ)の開始により、ハイビジョン環境が普及するようになると、それに合わせて16:9サイズ制作作品が増えていった(ただし、草創期はハイビジョン対応の制作・放送機材がまだまだ高価だった関係もあって、NHK BS-hi向け作品以外は、SD画質をアップコンバートするものが殆どであった)。
また、TBS制作の『探偵学園Q(後期)』および『びんちょうタン(MBS放送分)』を除く全作品および一部のテレビ東京およびTXN系列局制作作品においては、16:9マスター制作作品でも、地上波ではデジタル放送も含めて4:3左右サイドカットとなっている(地デジの受信できない地域への配慮もある)。
そして2000年代後半に入ると、放送局や制作会社においてハイビジョン対応の制作・放送機材への更新が進むにつれて、民放向け作品でも純然たるハイビジョン制作の作品が次第に増え、2006年にはUHFアニメにも登場している。
それと共に、地上波民放各局でも16:9サイズで制作された作品を地上波デジタル放送では額縁放送(場合によっては画面の左右カットの4:3サイズ)ではなく、フルサイズ放送(ハイビジョン放送を含む)する局が次第に増えている。
字幕放送・データ放送
近年では、字幕放送やデータ放送対応作品も登場している(ただしネット局によっては未実施の場合もある)。
2007年現在、全日帯アニメにおいてはほぼ全ての作品で字幕放送に対応している(少なくとも、キー局およびその同時ネット局。ローカル局では未だ未対応の局が多い)。深夜アニメにおいては、TBSとMBSが全ての制作作品で字幕放送を行っている。
更に、同年4月から放送開始の『ロミオ×ジュリエット』では深夜アニメでは史上初のデータ放送を実施する(TBS・CBCのみ)。それ以外の放送局では、今のところどちらも実施された実績は無い。なお、全日帯アニメでのデータ放送は『名探偵コナン』『機動戦士ガンダム00』において実施されている。
表現規制
ポケモンショック以前
全般的に漫画などの書籍と比べてテレビアニメにおける表現規制は古くから厳しい傾向が見られる。お色気・暴力・流血絡みに留まらず、登録商標などに関しても同様である。
それでも1980年代末頃までは、キー局制作の全日帯アニメでも公然とお色気シーンを多用した番組が多く存在したり(ただ放送時間帯的に卑猥なものではなく、むしろ健康的な下品さを売りにしていた作品が多かった)、中には女性の乳首まで露出した低俗番組(フジテレビ系で放送された『うる星やつら』『らんま1/2』の初期など)も存在していたほどであった。
また、暴力・流血描写に関しても、1980年代半ばにフジテレビ系列で放送された『北斗の拳』が、過激なシーン(人体破断・爆裂など)をシルエット演出などで残虐表現を比較的抑え目にしていたとはいえ[13]、ゴールデンタイム帯に放送されていたほどであった。
しかし、1990年代に入ってからこのような表現に対してPTAなどからの抗議が集中するようになり次第に表現規制が厳しくなりだしていった。
『名探偵コナン』も初期の頃は黒の組織のかかわる話で黒の組織の者が新幹線を爆発させるテロを計画する話(テロは未遂に終わり犯人は逃げ延びる)や殺人を犯して逃げ延びる話を別の犯人に置き換えて逮捕される話に変えていたが原作との矛盾がでるため次第に原作通りに作られるようになった。
ポケモンショック
詳細はポケモンショックを参照
そこに追い打ちを掛けたのが1997年12月に発生したいわゆる「ポケモンショック」である。
このポケモンショックを教訓とした映像演出規制に加え、それまでも散発的に実施されていた性的描写規制、同時期に発生した神戸連続児童殺傷事件に代表される、少年による凶悪犯罪の原因究明に端を発する暴力描写規制等も含む包括的な自主規制(いわゆる『テレ東チェック』)へと発展して行った [14] [15]。
この問題となった光を用いた表現についても、特にテレビ東京やテレビ朝日[16]において厳しく規制されており、銃撃戦のシーンなどで不自然な減光や残像処理が見られ、興をそぐ原因となっている。
更に、テレビ東京は全日帯アニメはおろか、生活習慣的に児童層が視聴する可能性が少ないはずの深夜アニメにまで、この規制に抵触すると判断した部分を徹底的に排除するようになった[17]が、その“自主規制”は「性的な表現」[18]もしくは「暴力的な表現」[19]無くしてはアニメ化する必然性の大半が失われてしまう作品群の放送に影響を及ぼすなど、制作サイドにとっては極めて憂慮すべき問題であった。
テレ東離れ
かくして、その種の作品をこれまで通りの基準で制作したいメーカーが、テレ東以外で放送する局を模索する状況―後に言う「テレ東離れ」―が始まり、この状況がWOWOWアニメやCSアニメ、更にはUHFアニメの誕生に繋がる大きな要因となった(それ以降に関してはUHFアニメの項を参照されたい)。そして2000年代初旬に相次いで開局したBSデジタル放送局にも、その表現の場を求める動きも見られるようになった。
その後、テレビ東京のみならず、2003年頃からこれまで寛容とされていたフジテレビも性的描写に厳格な姿勢に転じ、TBS自社制作の深夜アニメも比較的穏和な作品が中心であり、お色気・流血絡みの描写がある原作作品もテレ東並みの表現規制を敷いている[20]。在京キー局で比較的表現規制が緩いのは日本テレビとテレビ朝日であるが、後者はフジテレビ同様に放映トラブルを相次いで引き起こした事から現在では深夜アニメからは撤退状態に追い込まれている。
また、2001年に成人ゲーム原作の『らいむいろ戦奇譚』を、編成上の都合で夕方6時から放送した兵庫県の独立U局・サンテレビに苦情が殺到し、第三者機関の放送倫理・番組向上機構(BPO)から回答要請を受けるという事があった。なお、この件が関係しているかは不明であるが、この時期を境に、全国各地の地方局などでの夕方時間帯における新作アニメ枠は、編成を取りやめる局が相次いだ(逆に、昭和60年代以前の作品を再放送する枠を設けた局もある)。
この件については、苦情のリスクのある新作アニメを止めて、過去に高い評価を得ている(=苦情の恐れの無い)名作アニメを多く放送しているのでは、と見る人もいる。ただし、TOKYO MXのようにテレビ東京の『アニメ530』化に合わせて、他局では深夜帯に放送のUHFアニメを平日の夕方枠などで放送している例もある。
その一方で、TBS系列局の毎日放送(MBS)製作作品では、2002年放送の『機動戦士ガンダムSEED』以降の作品(『土6』枠放送作品ほか)で放送時間帯を問わずに相当過激な表現を多用する傾向が強い(こちらもBPOから回答要請を受けた事がある)。理由として、同局のアニメ担当プロデューサーである竹田菁滋の意向が大きいと言われる。しかし、一般視聴者のみならず、アニメファンからも『表現が行き過ぎているのではないか』との批判がある[21]。また、同系列局の中部日本放送(CBC)製作の深夜アニメ作品もMBSほどではないが、比較的過激な描写を行う作品も少なくない[22]。
UHFアニメにおける規制強化
近年ではUHFアニメにおいても局によっては規制を強める動きが見られ、2007年9月に発生した京田辺警察官殺害事件が契機となって『School Days』最終回が地上波各局で放送中止となり、同様に『ひぐらしのなく頃に解』では一部ネット局で打ち切り、更に同年10月開始の『こどものじかん』では先述の事件とほぼ同時期に発覚した児童売春事件がきっかけで、テレ玉と三重テレビで開始直前に放送中止と言う事態にまで発展している[23]。
日本国内の地上波民放の放送エリア・チャンネル数の問題
この項では『民放の地上波』で放送するテレビアニメ全体の傾向と問題点について述べる。ただし、テレビ東京系列が他系列と比べて系列局が少ない事や放送エリアが狭い問題に関しては#テレビ東京系の放送エリアの問題で、ここ10年来急増している深夜アニメやUHFアニメに関しては#深夜アニメ・UHFアニメの急増による地域格差で後述する。
地上波での放送により、キー局とローカル局間で起こる格差(ローカル局のチャンネル数が1~4局しか受信できない地域が市町村・離島単位で存在すること[24][25])や、地上波で放送するアニメのほとんどが在京キー局によって独占的に放送されているため、事実上関東ローカルと化しており、結果的に『テレビアニメの東京一極集中』といえる問題を抱えている(このような格差の場合、放送する時間帯(全日・深夜)で分類するのはほとんど無意味なものといえる)。
また、全国ネットではない作品全体(時間帯は無関係)にいえることであるが(テレビ東京系に加えて地方局で番販ネットされる作品やUHFアニメを含む)、各放送局の間(主にキー局とネット局)で番組スポンサーの社数差が大きい例も少なくない。番組スポンサーが少ない局(特に地方局)の場合、スポットCMか自社告知、場合によっては公共広告機構や放送倫理・番組向上機構のもので穴埋めすることが多い。
一方で、準キー局(在阪局、在名局)や、一部のローカル局(在阪・在名以外の局)で制作のテレビアニメも存在する(こちらを参照)。
近年、BSデジタル放送に加え、CS放送やケーブルテレビ局の自主放送チャンネル(主にアニメ専門チャンネル)でも、作品によって地上波本放送との時差ネットの度合いは大きく異なり(数日~1年以上)、放送される例が増してきているが、BSのみおよびCSのみで放送されるアニメが少なく、全域を確実にカバーできるメディアの存在意義に疑問符もある。
更に近年において、インターネットを利用した配信サービスを行っている作品もあるが、
- 全作品で行われている訳ではない
- 在京キー局の本放送から遅延(1日~数ヶ月以上)をもって配信する
- ほぼ全ての作品が有料での配信
- さらに町・村および離島ではFTTHどころか、ADSLすら提供されていない地域が多く、極度の低速で不安定な回線のナローバンドでは動画を正常に再生できず、有料の配信サービスすら受けられない(国内の全域でブロードバンドが提供されていない)
ことから、完全に格差が埋まっているとはいえず、本質的な解決策になっていない。
そんな現状から、実質的に「首都圏のうちUHFアニメも多く視聴可能である1都3県内であれば、地上波で放送するアニメをほぼ100%見ることができる」とも度々言われる一方で、地方ではその半分に満たない地域も少なくない[26]。
このような作品は、その地上波ネット局以外ではCSのアニメ専門チャンネルやインターネット経由の配信サービスで配信されるのを待つか、DVDが発売されるまで待って購入、もしくは録画したものを送ってもらう(その放送地域在住の相手がいなければ不可能)などしか視聴する手段はないのが現状である(またWinnyなどのファイル共有ソフトによる違法共有やYouTube等の動画共有サービス上への違法アップロードなどで視聴できるケースがあり、著作権と地域格差を補正する役割とで折合がつかない状況になっている)。
テレビ東京系の放送エリアの問題
テレビアニメの現状の項で先述のように、現在放送されているテレビアニメ(地上波)の過半数を、テレビ東京(および在京キー局)が独占的に放送しており、地上波のみでしか放送しないテレビアニメが多いことも地域格差の大きな要因となっており、他の4大キー局[27]で放送できても、在阪・在名以外のローカル局で放送できるとは限らないケースも増えている(後述の#ローカル局の事情による、未放送の問題を参照)。
特に深夜アニメに関しては系列局でもネットされない作品もあることから尚更である[28]。
かつては東京12チャンネルと称して関東ローカル局にすぎなかったが、1982年に初の系列局・テレビ大阪を開局させて以後、都市圏において5局の系列局を持つようになった[29]。とはいえ、他の4大系列と比べると圧倒的に系列局が少ないのが現状である。
また、テレビ大阪やテレビ愛知については県域放送であるため各地区の広域局と比べて放送エリアが狭く、政令指定都市の神戸市や京都市の一部で受信不能な地域が存在し、その他の系列局に関しても同一地区の他系列局と比べて中継局が少ない(特にテレビ北海道に関しては、今なお道東・(旭川市・深川市・留萌支庁南部周辺を除く)道北(札幌市以東・以北の地域)に中継局が全くなく、地デジの中継局も他系列局も含めて開局しない可能性が高く、2011年7月にアナログ放送が終了すれば民放が全く受信できなくなる可能性も起こり得る)。
この為、系列局が受信できない地域を抱える府県の独立UHF局(兵庫県のサンテレビを除く)やローカル局向けに番販ネットする作品もあるが、全ての作品で行われている訳ではないうえに、深夜アニメとなると非常に少なくなる。
その後、2000年12月に開局した子会社のBSデジタル放送局・BSジャパンで全国をカバーすることを狙ったが、日本音楽事業者協会などとの著作権に関する諸問題から、大半のテレ東系番組が地上波と同時ネットが出来ない状況であり、BSジャパンで放送される場合
- テレビ東京 + TXN系列局との混在による時差ネット
- テレビ東京 + TXN系列局 + 子会社が運営するアニメ専門チャンネル・AT-X(キッズステーションやアニマックスなどの場合もあり)との混在による時差ネット
のような形態でしか放送されておらず、(CSチャンネルを除いて)『BSジャパンのみ』でアニメを放送したのは『人造昆虫カブトボーグ V×V』の1作品のみである[30]。
なお、全日帯アニメに関しては大半の作品を時差ネットながら放送しているが[31]、深夜アニメに関しては2007年9月まで存在したテレビ東京が制作参加の土曜深夜枠1本(2008年4月からはテレビ東京では金曜深夜枠にて放映の『ゴルゴ13』で半年ぶりに復活)を、翌日の日曜深夜に時差ネットしていた[32]のと、『鉄人28号(2004年版)』を早朝枠で時差ネット、という事例のみである。
そんな中、2007年5月31日にテレビ東京の菅谷定彦社長(現:会長)が定例会見にて、テレビ大阪の京都府・兵庫県へのエリア拡大に加え、宮城・静岡・広島の各県に新局を開設するとの構想を発表している(静岡県に関してはテレビ愛知の放送エリアを拡大するという案もある)。
宮城・静岡・広島の各県にテレビ東京系の新局が開局すれば民放テレビ局が5局体制となる為、今後の動向が注目されるが、
- 現在のテレビせとうちを持つ瀬戸内準広域圏が典型的な例のように『新局の設置=その地域での全国ネットではないアニメ(主に深夜アニメ[33]にUHFアニメ(特に後者))の放送が増えるとは限らない』こと(アニメに限らず全国ネットの番組全般に関しては、かなりの放送が見込まれる)
- 仮に上記の各県に新局が設置され、民放テレビ局が5局体制に増えたとしても、現在のテレビ北海道やテレビせとうち、TVQ九州放送のように、中継局の不備から今なおこれらの局を視聴出来ない地域が多いのと同様に、これら各県の県庁所在地兼政令指定都市(仙台市・静岡市・広島市)および各県内の有力主要都市(静岡県浜松市(同県内第2の政令指定都市)や広島県福山市(同県東部の中心地の政令中核市)など)周辺地域以外の市・町・村(特に山間部や離島、その他の過疎地域)では受信できない可能性がある(放送局にはその局の放送対象地域であまねく受信できるようにする努力義務があるが、法的な強制力を有しないため、現実には実現できていない局も多い)
- これらの新局が全て開局して対象地域をまんべんなくカバーし、なおかつ全てのアニメをテレビ東京と同時ネットで放送できたとしてもなお、それでも日本国内の面積を(区域外受信の効果を期待しても)半分もカバー出来ない
深夜アニメ・UHFアニメの急増による地域格差
深夜アニメ#地上波民放の放送エリア・チャンネル数の問題および UHFアニメ#概要も参照
衰微著しい全日帯アニメとは対照的に、ここ1990年代以降急増しているUHFアニメを含む深夜アニメにおいては、先述の様に基本的にスポンサー・製作会社が放送枠を買い取る形式での放送作品が多い(キー局系でもテレビ東京系は殆どの作品がこれに該当する)。この種のアニメの大都市圏(特に東名阪地区)以外での放送は、制作会社側の予算の都合や費用対効果などの問題で極めて少ないのが現状で(最近の例では『らき☆すた』)、作品の放送数において大都市圏と地方の間で大きな格差が発生している。
テレビアニメとOVAを比較する形で、アニメファンの間には、基本的に話数・総放送時間の多いテレビアニメをOVAより格上の存在と見る風潮(= 質より量(作品数)を重視する傾向)が根強く、さらに関東広域圏の在住者はどのテレビ局より早く、新作が放送されること(キー局の優先主義)も重視する風潮がある。
このため、同じアニメ作品を制作するにしても、OVA化よりもテレビアニメ化の方が注目をより多く集めやすい傾向がある[34]。
このこともあり、深夜アニメが本格化する以前ならばOVAとして制作・販売されていた様な性質・制作規模・収益モデル計画の作品であっても、1クール程度のテレビアニメとした方が各方面からの出資を集めやすく、また原作者からもアニメ化による原作本の売れ行き向上の効果も見込める事から許諾も得やすいという実態がある。
OVA的な収益モデルによる制作・販売体制を取る作品の場合、テレビ放送での視聴率は重要視されず、あくまで『テレビアニメとして放送された作品のメディア化』という実績を付けてパッケージ販売を行う目的から、極論すれば、テレビ放送そのものが『DVDや関連グッズを売る為の30分間のテレビコマーシャル』ということになる。
このような作品においては、テレビ局で放送する際は放送料金が安価な深夜枠(更には独立U局)にて、費用対効果の高く、かつ人口(おたく層の絶対数)が多い大都市圏限定で放送すれば十分採算が取れるということになる。逆に言えば費用対効果の低い地方を切り捨てて大都市圏限定で放送しなければ採算が合わないとも言える。このこともまた地上波放送での地域格差を広げている一因となっている[35]。
UHFアニメに至っては、同じ関東地方でも北関東[36]の独立U局では余り放送されない為、これらを数多く放送する南関東の独立U局の区域外受信が出来ない地域では、関西・中京圏などのTXN系列局およびUHFアニメを多数放送する放送局が受信できる地域よりも不利な条件になることもある[37]。
ローカル局の事情による、未放送の問題
漫画・ゲーム・小説(主にライトノベル)を原作とした作品のアニメ化が決定し、アニメ雑誌などで放送局が発表された場合、当該のキー局がテレビ東京系以外の4大キー局(日本テレビ・TBSテレビ・フジテレビ・テレビ朝日および系列の在阪・在名局)であったとしても、各系列に属するローカル局で(遅れネットでさえ)放送されるとは限らないケースも増えている(在阪・在名局でさえ放送されないアニメも多い)[38]。
各ローカル局の予算不足(主に番組購入費用面)の事情もしくは制作委員会側の事情(対費用効果面など)により、キー局と同時ネットの放送が不可能なだけでなく、遅れネットの放送ですら困難な状況を抱えることもあり、アニメの放送権で予算が大幅に割かれるうえ、大口のスポンサーがほとんどつかないため、なかなか放送できないケースもある(一度再放送した旧作でも再び放送する事さえままならない例も少なくない)。
また、制作キー局の本放送時間帯が変更された場合(この場合は視聴率不振によるものが大半を占める)や放送期間の延長、年度末の改編期をまたいで放送するなどにより、遅れネット局の編成の折り合いが付かずにシリーズ途中で打ち切られる例もしばしばある。(最近の例では結界師)
当該のアニメがローカル局で放送されない場合「放送しないローカル局が悪い」と責任を取り沙汰されることもしばしばあるが、地上波での放送という性格を考慮すれば、ローカル局だけの非を追求するのも不当な中傷にもなりかねない。
その他の問題
漫画・ゲーム・小説を原作とした作品のアニメ化を、アニメ誌・漫画雑誌(原作の連載誌)などで特集する際、「全国○○系で放送」「○○系全国ネット」と銘打って取り上げるケースもしばしば見られるが、これは全国にある各系列局で放送すると言う意味であり、地方の系列局全てで、かつ同時ネットで放送されるという意味ではなく、日本全域で受信できるという意味ではない(全ての系列局で放送できるかはローカル局の事情により不透明であるが、仮に全ての系列局で同時ネット(フルネット)できたとしても、それでも受信できない地域は発生する)。
アニメ誌の記事においては「ローカル局では放送されないこと」または「遅れネットで放送される局もあること」についてはあまり大きく言及せず、キー局を優先する形でしか描かれない。仮に全国フルネットであっても局によって系列局の数は違うため、仮に『テレビ東京系全国ネット』と書かれていたとしても、系列局は6局しかないため、見られる地域は他系列フルネットと比べても見られる地域は少なくなる。
これにより、地上波のアニメがNHKと同様、あたかも国内全域で放送され、受信できるかのような誤解を招くこともしばしば見られる。
地方局制作のテレビアニメ
在京キー局以外の地方局(主に在阪局・在名局)制作のテレビアニメも存在する。
2007年12月現在、在京キー局以外でテレビアニメの制作実績を持つ地方局としては以下の例が挙げられる。
- 在阪準キー局全5局(いずれも深夜アニメに関しても制作実績がある)。なお、関西テレビ放送(KTV。FNS系列)以外の局はレギュラー制作枠を持っている[39]。
- 在名局のうち、名古屋テレビ放送(メ~テレ・NBN。ANN系列)・中部日本放送(CBC。JNN系列)・テレビ愛知(TVA。TXN系列)。いずれもレギュラー制作枠を持っている(ただしCBCは2007年10月期は一時休止)。そのうち、メ~テレとCBCは深夜アニメの制作実績も持つ[40]。
- 瀬戸内準広域圏TXN系列局のテレビせとうち(TSC)[41]。
その他にも、TXN系列のテレビ北海道(TVh)やTVQ九州放送がテレビ東京との共同制作の形で制作実績があり[42]、また、JNN基幹局のRKB毎日放送(RKB)・北海道放送(HBC)・東北放送(TBC)・中国放送(RCC)の各局も、CBCとの共同製作の深夜アニメで制作参加実績がある。
短編作品では北海道テレビ放送(HTB。ANN系列)も2008年1月より『ユメミル、アニメ「onちゃん」』を北海道ローカル放映で制作するほか、単発番組での放送実績がある[43]。
また、自局制作ではないが札幌テレビ放送(STV。NNS系列)も、『チビナックス』を北海道ローカルで放送している(第1期の本放送終了後に関東圏などの独立U局にネット。2007年4月からは第2期の『2.0』を放送し、2007年10月から関東圏ではTOKYO MXにネット)。
そのほか、独立U局でもTOKYO MXが史上初のUHFアニメとなる『わんころべえ』を自社制作したほか、tvkが他の独立U局と共同制作の新作UHFアニメを放送した例もある。
特に在阪準キー局の中でも毎日放送(MBS。JNN系列)や讀賣テレビ放送(ytv。NNS系列)は、古くから同系列の在京キー局に匹敵もしくはそれ以上に熱心な事で知られる。また、ANN系列の朝日放送(ABC)やメ~テレも放送実績こそ前記の2局には及ばないが、古くから制作実績を持つ。
『月刊ニュータイプ』誌で諏訪道彦(ytv東京制作局東京制作部エグゼクティブプロデューサー)が語ったところによれば、在阪局がアニメ制作に力を入れる背景としては、在阪局が持つプライムタイムの制作枠が在京キー局ほど多くないためにタレントのブッキング能力が落ちてしまいがちであり、その中でタレントに頼らずにキー局と伍することができる番組がテレビアニメであったという事情がある。
地方局制作テレビアニメの逆ネット事情
全日帯アニメに関しては、ゴールデンタイム帯や土日の午前帯など視聴率を高く取れる枠で放送される作品が多い事から、在京キー局ほか全国各地の同一系列局などに全国ネットされる例が殆どだが(例外としてはテレビ愛知限定放映の『やっとかめ探偵団』など)、深夜アニメに関しては、地方局はおろか、在京キー局でも放送されない作品も今なお存在する(2007年12月現在ではメ~テレ自社制作深夜アニメ作品など)。
その在京キー局に逆ネットされなかった深夜アニメは、殆ど全てが首都圏内独立U局各局にネットされる為、UHFアニメとしても扱われる例が多い[44]。
これは在京キー局がテレビアニメに限らず地方局制作の深夜番組の逆ネットに余り積極的で無い姿勢や、系列局との間の表現規制の温度差(特にTBSとMBS・CBC両局との間における隔たりが目立つ)などが大きく影響しているものとされる。
逆に、一部の在京キー局もしくはその系列局制作・放送作品が関西圏のみ独立U局ネットとなる場合もある。これは古くから在阪局が在京キー局への対抗意識から自社制作番組の放送を優先する姿勢が強い[45]事に加えて、文化の違いから両地区の深夜帯の編成に大きな隔たりがある事のあおりを受けている影響が大きいが、更に近年では関西圏全体で深夜枠が逼迫している事情も重なっている。
再編への動きの兆候
2007年10月改編では今までに無い大きな動きが見られた。
依然として全日帯アニメの衰退に歯止めがかからない中、ytv制作NNS系列全国ネット放送であった『結界師』が長らく続いていた月曜夜7時枠の視聴率不振を払拭出来なかった結果、「後番組はおろかつなぎ番組さえ決まっていない」状況下でゴールデンタイム帯からの撤退が決まり[46][47]、うちytvと日テレでは深夜枠降格となった(そのほか秋田県や山形県では夕方枠で放映続行、2008年1月からは北海道で深夜枠[48]で放映再開、更に島根県および鳥取県での短期集中放映が決まったものの、その他のネット局では未だ放映再開の目処すら立たない状態で、そのまま打ち切りとなる局が続出する可能性もある[49])。
また、テレビ東京系列の『アニメ530』ゾーンで苦戦を強いられている第1枠のうち、新作アニメ枠は木曜のみとなる。更にTBSも一度は復活した自社制作全日帯アニメを再び休止する事になった。
深夜アニメにおいても在京キー局で最も放送本数が多かったテレビ東京が新作深夜アニメ枠をプラスマイナスで3枠減らし(特に6年半にわたって続き、深夜アニメとしては唯一BSジャパンにもレギュラーネットしていた土曜小学館原作作品深夜枠が廃止された事で、BSジャパンで放送の深夜アニメが2008年4月開始の『ゴルゴ13』まで存在しない事態となった)、テレビ朝日もかつて迷走状態に陥った深夜アニメ枠を再び休止する事になった。
深夜帯放送のUHFアニメにおいても放送本数が飽和状態に陥って独立U局でも枠不足を露呈する状況に陥り、それに追い討ちをかけるように2007年9月に発生した未成年による殺人事件および児童買春事件の影響から、複数の作品が事実上の打ち切りもしくは局によっては開始直前に放映中止を決定するケースも出ている(独立U局においても表現規制を強化する方向に動きつつある事を示唆する現象となった)。
更に制作本数および放映体制において飽和状態になりつつあるテレビアニメ枠をテレビドラマ枠(全日帯においてはテレビ東京系の『ドラマ530』など。深夜帯の場合は深夜ドラマもしくは深夜特撮)枠へ鞍替えするケースも出ている。
これらの動きからテレビアニメ全体の再編が進む可能性も否定出来ず、今後の動向が注目される。
現在の在京民放キー局の動向
この項ではテレビアニメ全体の動向を述べ、更なる詳細は全日帯アニメの項や深夜アニメの項を参照されたい。
日本テレビ
かつては、在阪準キー局の読売テレビ(ytv)と共にテレビアニメ制作にしのぎを削っていたが、1990年代前半から全日帯アニメの放送本数を減らしている(現在のゴールデンタイム帯放送作品は、全て読売テレビ制作。日本テレビ制作作品は金曜夕方の『それいけ!アンパンマン』のみ)。
深夜アニメに関しても、他局と比べると制作本数は少なめである。
ただし、その分だけ「量より質」を重視する姿勢も伺え、制作会社や視聴者の支持を得ている[50]。
TBS
古くから在阪準キー局の毎日放送(MBS)の方が熱心な傾向が強く[51]、土曜夕方5時半枠で放送されていた『探偵学園Q』[52]終了後は自社制作の全日帯アニメが在京キー局では唯一存在しない時期が続き、2007年4月より『ラブ★コン』で3年ぶりに再開するも、わずか半年で再び休止となる[53]。
それ以外では、MBS制作の『土6』枠のみとなっている[54]。同枠は『機動戦士ガンダムSEED』『鋼の錬金術師』など、高視聴率アニメを叩き出したが[55]、次第に裏のNHK教育のアニメ枠に視聴者を奪われて低迷に陥った結果、2008年4月より日曜夕方5時枠(日5)に移動となる。
一方で深夜アニメに関しては2000年代以降、子会社のBS-i限定放送作品も含めてかなり力を入れている[56]。
フジテレビ
かつては在京4大キー局の中でうる星やつら、Dr.スランプ、ドラゴンボールなど数々の人気作品や長寿番組(シリーズものを含む)を輩出するなど『テレビアニメの雄』的存在であったが、1990年代後半以降から徐々にトーンダウン状態となり、遂にはゴールデンタイム帯放送作品が消滅するに至った(日曜夕方6時台のアニメ番組枠は残っている)。
深夜アニメに関しても、放送トラブルが相次いだ事で、その教訓から日本テレビ同様の傾向が見られる(そのため、「関西テレビ(KTV)や東海テレビ(THK)[57]の方がUHFアニメの分だけ本数が多い」という時期もある)。
他系列とは違い、FNS系列局制作作品は極めて少なく、過去に在阪準キー局のKTVが深夜アニメを含めて3本制作したに過ぎない。
テレビ朝日
現在、在京4大キー局の中では唯一、ゴールデンタイム帯に自社制作アニメを放送している局である(ただし一時期と比べるとこの時間帯での放送作品は減少している)。
近年では深夜アニメにも力を入れつつあったが、かつてのフジテレビ同様に放送トラブルが相次いだ影響もあって2007年4月改編で撤退に追い込まれ、同年7月期で1本体制で再開するも、わずか1クールで再び休止となる(系列局のUHFアニメ枠はその間も継続)。
ytvやMBSほどではないが、在阪・在名局の朝日放送(ABCテレビ)や名古屋テレビ放送(メ~テレ、NBN)も古くからテレビアニメ制作に力を入れている。
テレビ東京
従来よりアニメに力を入れている局であり、放送時間帯を問わず在京キー局の中で最も放送本数が多く、その半数以上を占めているほどである。
しかし、1990年代後半頃から#表現規制の項でも取り上げたように、それが先鋭化して行った事から、それに対して制作側が同局での放送を敬遠する動きも見られるようになり(これがUHFアニメ急増の一因にもなった)、それが尾を引いたのか、それ以前ほどの活気は見られなくなった(特に現在の『アニメ530』枠のうち前半枠の低迷が深刻であり、その一部曜日を実写作品枠として『ドラマ530』として再編成したが、テコ入れ効果は余り見られず、2008年4月改編ではアニメ再放送枠を拡充する(月・水・木曜)。一方で『アニメ530』後半枠および土日の午前帯枠は比較的堅調である)。
深夜アニメに関しても近年では一部が深夜特撮枠に振り替えられるなど、放映枠が減少傾向にある(全日帯でも同様に一部枠がテレビドラマ枠に振り替えられる動きが見られる)。
実は、全ての系列局がテレビアニメ制作に関わった実績がある(TVQ九州放送以外は単独制作の実績あり(ただしテレビ北海道(TVh)は本放送時は道内ローカル放送作品のみ))。そのうち、テレビ大阪(TVO)・テレビ愛知(TVA)・テレビせとうち(TSC)は全国ネットレギュラー枠を持っている。特にTSCは現在東名阪地区以外で唯一の30分レギュラー枠を持ち、TXN系列アニメとしてもテレビ東京制作の『ポケットモンスター』シリーズを凌ぐ長寿番組を制作している(『しましまとらのしまじろう』)。
2008年現在、自局で放送されるスポーツ特番の延長による深夜アニメの放送時間変更が他の在京キー局に比べても極端に激しい傾向にある(一例として2007年6月11日に放送された『瀬戸の花嫁』第11話は、本来深夜2時からの放送を「全仏オープンテニス2007」のため、90分遅れの深夜3時30分からの放送予定としていたがテニスの放送が90分延長された事で従来より3時間遅れの朝5時に放送された)。
テレビアニメにおけるアニメソング
詳細はアニメ#アニメソング、アニメソングをそれぞれ参照
テレビアニメにおいては古くから1つの作品につきオープニング・エンディングがシリーズ通して使い続けられるのが慣習となっていたが、1980年代前半に放送された『うる星やつら』において、シリーズ途中から数ヶ月周期でオープニング・エンディング曲を変える試みを行ったが、これがレコード会社各社にとっては大きなビジネスチャンスと受け取る動きを見せ、それ以後の作品においては1~2クール周期でこれらを変える作品が多くを占めるに至る(作品によっては1ヶ月もしくは各放送回ごとに変えるものもある)。
しかし、これによって、『レコード会社の利益』のみを追求した結果、『CHA-LA HEAD-CHA-LA』や『ドラえもんのうた』のような『作品固有』の『代表曲』と言えるものは徐々に減少し(一部の作品では同じ曲で歌手を変えるなどの手法を取るものもある)、楽曲でアニメーションを語ることは困難になりつつある。特に2000年代以降のアニメタイアップはSony Musicグループ・avexグループ・ビーイング等の新人ミュージシャンのセールスにおける重要な要素の一つとなっており、その傾向に拍車がかかっている。
この動きから、一つの作品シリーズに複数のレコード会社が主題歌制作に関わる例も時折生じるが、その場合、各社保有の著作権の調整の必要性も生じる事になる。その結果、以下の例も見られるようになる。
- ベスト盤CD制作の際に、主題歌の多くを、もしくはサウンドトラックを制作している会社が代表して発売する(例:『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ)。
- 映像パッケージ版を発売する際に権利調整が難航した結果、オリジナル版の主題歌を使えなかった(例:『赤ずきんチャチャ』)、若しくはその曲を使用したパートを丸々未収録にした(例:『ハイスクール!奇面組』のDVD-BOX『初期』版。2007年末から2008年初冬にかけて発売の『COMPLETE』版では完全収録)。
テレビアニメにおける各種音源制作
テレビアニメのパッケージ版
その販売形態における差異も含めて、アニメの項を参照されたい。
放送版とパッケージ版の差異
DVD等のパッケージ化の際に、下記のような変更が行われるのはテレビアニメでは比較的目立つが、特に深夜アニメやUHFアニメなどの深夜帯放送作品の場合は主に
- 予算や制作スケジュールが厳しいため、放送時の映像は十分な品質に達していないことが少なくない
- お色気や流血など刺激の強い表現をとろうとするものの、放送では規制されることが多い
- パッケージの売り上げが主な収益であるため、付加価値を高めて購買意欲を刺激する必要がある
といった事情があるため、このような傾向が顕著である。
差異の代表例
- 放送時に品質が不十分であった映像の修正(リテイク)
- 放送局による表現規制を制作時本来のものに戻す
- 全く新規の映像の追加収録
注記
- 1.のケースは、放送本数増加に合わせて放送分の制作スケジュールが破綻かそれに近い状態になった例が多発した際に急増している。また、クレジットやテロップが修正されるのもこの範疇に含めることができる。
- 2.のケースは、放送局側からの規制撤廃や制作会社側の営業戦略などにより、主に「お色気シーン」を放送分に追加挿入もしくは放送局の規制に合わせたものを制作意図本来のものに戻すものである。放送分だけを視聴していても内容の理解には支障が無いが、「物足りない」と評される例はある。また、その追加もしくは差し替え部分が視聴者から「蛇足」と評価される例もある。
- 3の各ケース
- 3.1.のケースは、従来のテレビアニメでも行われてきた「テレビで人気が出たら続編や番外編をOVAや劇場版で制作する」という手法の延長線上にあるものといえ、パッケージを購入しない視聴者にとっても比較的抵抗が少ない。
- 3.2.のケースは、深夜アニメの一般化以降見られるようになったもので、放送だけを視聴していても内容の理解には支障がないが、パッケージを購入して未放送回を視聴することにより背景や人間関係がより深く理解できるといった趣旨となっている。とはいえ、本編の一部を放送しないという手法に対しては不満の声もある。なお、未放送回の存在は事前にウェブサイトなどで告知されていることが多い。
- 3.3.のケースは、特に2003年~2004年のフジテレビや近年のテレビ朝日の深夜アニメで顕著に見られ、深夜アニメの歴史の項で述べたように放送スケジュールの都合で最後まで放送できない作品が続出し、結果的にパッケージを購入しなければ(あるいは、衛星放送などによらなければ)結末を視聴することができない事態となった。これは放送局の都合だけではなく、制作側も全話放送できないことを承知の上で作品を売り込んだ例があるとも言われており、視聴者の不満は大きなものであった。この影響で、特別番組やスポーツ中継などによる放送休止の関係で当初から本放送時の放送話数が少なめになったケースも増えている。
- 3.4.のケースは、オーディオコメンタリーの例もあれば、出演声優ファン向けの販売戦略としてインタビューやイベント映像などが収録される例も多い。中には作品関連のイベント参加整理券もしくは応募券を同梱する事もある(一部店舗配布もしくは通信販売限定のものもある)。
- なお、どのケースにもあてはまらないものとしては『ARIA The NATURAL』があり、通常放送で放送されなかった2話以降の各話のアバンタイトルがすべての話に追加されている。ただし、特典映像としてすべての巻に3.4.のケースにあてはまる映像も含まれている。
問題点
更に、そのような販売戦略が特に問題視された例として、テレビ東京系列の『かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜』がある。この作品では、テレビ放送のラストシーンが、DVDに収録される真の最終回への露骨な誘導とも思える内容であったことから、一部ネット上で批判が集中し、ラストシーンの台詞をとって「あのね商法[60]」などと呼ばれるに至った。
結末を有料メディアでのみ見せるという手法は、テレビアニメに限ったものではないが、特に近年の深夜アニメやUHFアニメなどの深夜帯放送作品においてこのような例が続いたことから、パッケージ販売を促進したい制作者と視聴者との間で軋轢が生じており、深夜帯放送アニメ作品の商業展開の難しさが浮き彫りとなっている。
なお、上記のように地上波で未放送回があった作品は後日衛星放送など(特に有料チャンネル)で再放送される場合は完全な形であることが多い。
余談
本来は一部地域ネットの全日帯アニメとして制作された作品が、ネット局では編成の都合で深夜帯に放送されるというケースが時折ある[61]。一方で深夜アニメでも逆の例が生じる事もある[62]。
また、当初は深夜アニメとして企画されたが、全日帯アニメに変更された例もあれば(『おとぎ銃士 赤ずきん』)、その逆のケースもある(『コードギアス 反逆のルルーシュ(第1期)』[63])。
変わった例では1990年代前半の前後において、日テレ制作の夕方枠アニメが、系列局のytvでは編成の都合で[64]、小・中学生層がビデオ予約録画をしない限り視聴困難な平日午前帯に放送されていた時期があった(後に平日早朝に移動した作品もある)。また、TXN系列局のテレビ大阪およびテレビ愛知においては、1990年代前半においては当時の夕方6時30分枠が過去のアニメの再放送枠となっていた関係で、他の系列局で同時ネットされていたアニメ作品が別の時間帯で放送されていた[65]。
更に特殊な例として、同じ作品でも局によってはシリーズ途中で全日帯から深夜枠に移動したり、逆に深夜枠から全日帯に移動するケースも見られる(『ラーゼフォン』。キー局のフジテレビでは視聴率不振を理由に夕方枠から深夜枠に降格。逆にネット局の東海テレビでは深夜枠から夕方枠に移動)。
1980年代前半まではテレビ東京以外の在京キー局でも平日の夕方6時台に放送する作品も存在したが(特撮作品も含む)、4大キー局が揃ってニュース番組枠化した事で、そのような作品は現在存在しない。(ただし2008年2月現在でも、殆どの地方局の場合、テレビ東京からの番組販売によって、キー局の夕方ニュース枠にアニメ枠・もしくは地域情報番組枠を設定しており、これは在京キー局のみの事情と見てもいいだろう。)
1976年にMBS制作・TBS系で放送された『花の係長』、および2000年にテレビ東京系列で放送された『ラブひな』は新作テレビアニメとしては極めて珍しい夜10時台の放送であった[66]。
作品リスト
アニメのジャンル
対象層別
ジャンル・題材別
その他
脚注
- ^ ただし、3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?(第1期)はMBS発・TBS系での放送
- ^ 関西圏・中京圏では準キー局や広域局で放送、更に準キー局・広域局もしくは地方局が制作か先行放送の作品が、関東圏では独立U局で放送の例も含む為。
- ^ ビデオソフト化による制作費の回収システムが確立されたことや製作委員会方式で制作費の調達が容易になったことも大きい。
- ^ 特に、近年はテレビ東京系以外の平日夕刻帯や、ゴールデンタイム帯放送作品が激減している。
- ^ 現在の『アニメ530』枠。しかしこの枠も苦戦状態となっている
- ^ 特に全日帯アニメの衰退振りやローカル局で放送されるアニメの減少がその前兆と言われている
- ^ 地方局でそれが顕著で東京、大阪などの都市部では独立U局で再放送されることが多いが1年以上の長期の作品は途中までの放送となることが多い。
- ^ 終了直後から続編を放送して事実上の放送期間延長が行われる人気作品シリーズも多い。
- ^ 『手塚治虫のドン・ドラキュラ』に至っては、担当広告代理店の倒産が原因で1クールも持たずに打ち切られた。『サイボーグクロちゃん』も先述の例ほどではないが、同様の理由で未完のまま終了の憂き目に遭った。
- ^ 最近では『結界師』が全国ネットゴールデンタイム帯枠から各局ローカルセールス枠に格下げされ、そのうち関西圏と関東圏などでは深夜帯への移動を余儀なくされた。
- ^ MBS制作『コードギアス 反逆のルルーシュ』『機動戦士ガンダム00』
- ^ TBS制作深夜アニメの特別編的作品など。
- ^ それでも主要人物が壮絶な最期を遂げるシーンや、主にゲストキャラが悪党によって惨殺されるなどの表現は多々見られた。
- ^ 「恐怖のポケモンチェック」『TVアニメ資料館』2002年10月2日。
- ^ 「テレビ東京の倫理規制とは?」『TVアニメ資料館』2001年1月10日。
- ^ ただし、深夜枠については『巌窟王』以降緩和される傾向にある。
- ^ それは一般的なテレビアニメ作品においても、例えば日常生活でも多く見られる入浴シーンが不自然な絵で表現されたり、状況によっては絵のアングル的に必然的にその内部が見えざるを得ないはずの女性キャラのスカートが決して大きくめくれないさまは、しばしば「鉄板」「鉄壁」などと揶揄されたほどであり、これらの規制指示はアニメ制作側の立場を無視した、極めて強引なレベルであった。
- ^ 直接的な裸体描写はおろか、パンチラすら厳しく規制されている事を伺わせるほどであった。
- ^ 『カウボーイビバップ』に至っては、当初予定エピソードの半分しか放送出来ないと言う打ち切り同然の扱いを受けた(同作はその後WOWOWやアニマックス、毎日放送(MBS)『アニメシャワー』枠などで全エピソードを放送)。
- ^ ただし、子会社のBS-i限定放映作品に関してはUHFアニメ並みに規制が緩いが、近年では地上波と同時展開の作品が多い為、かつてほど表現規制の緩い作品は存在しない。
- ^ この事が関係しているか定かではないが、2006年10月から『土6』枠で放送されていた『天保異聞 妖奇士』が、1年間放送予定だったにも関わらず、半年で終了するという事態が発生してしまった。
- ^ 作品によっては、テレビ放送向けに規制処理を行う場合もあるが、それでもキー局のTBSよりは緩い。
- ^ AT-Xでの放映も、年齢制限の導入を要望するAT-X側と、それを『誰にでも楽しんで見て貰える自負がある』と頑なに拒んだ制作側との折り合いが付かずに見送りとなった。
- ^ 沖縄県を例とした場合、本島と離島において受信できるチャンネル数の格差があり、那覇市および本島で3局(琉球放送、沖縄テレビ、琉球朝日放送)が受信できても、離島では受信できないケースがある。
- ^ 北海道の場合、札幌市以東・以北において民放が全く受信できない地域も多々存在し、地デジの中継局も開設されない可能性も高い(後述)。
- ^ ただし、山梨県東部ではケーブルテレビおよびスピルオーバーなどにより2局地帯では異例だが在京キー局のみならず、TVKもMXも視聴可能である。また、1局地帯の徳島県の多くの地域でも大阪湾・紀伊水道を介して在阪局やサンテレビなどを、同じく佐賀県の多くの地域(福岡県との県境に近い地域)でも、スピルオーバーで非公式ながら在福局を直接受信が可能である。
- ^ 日本テレビ・TBSテレビ・フジテレビ・テレビ朝日および系列の在阪局・在名局。
- ^ かつては関東ローカル放送作品も多かったが、現在は極めて稀にはなっている。ただし、テレビ北海道・テレビせとうち・TVQ九州放送のいずれかで放送されない例は今なお多い。またテレビ愛知でさえ放送されない例、一部の系列局では放送されず系列外(主にびわ湖放送やぎふチャンなど)で放映される例さえ散見される。
- ^ 在京キー局の系列5局(日本テレビ系・TBS系・フジテレビ系・テレビ朝日系・テレビ東京系)が受信できる地域を、便宜的に「都市」と称することもある。
- ^ これはテレビ東京側が内容面で地上波放送を拒否した為、結果的にそうなっただけであり、地上波による地方間の格差を意図したものではないことに注意されたい。
- ^ 作品によっては、版権の関係や制作側の系列局へのネット予算不足などからネットされない場合もある。
- ^ AT-Xもほぼ同様の理由で同時ネットが出来ない状況にある。
- ^ 深夜アニメに関しては、むしろ4大系列での放送作品の方が3大都市圏以外で放送される例が少ない傾向が強いが(現在では特にテレビ朝日系列制作作品で顕著である)。
- ^ 漫画作品などがOVA化されると、ファンの間からは『次はテレビアニメ化だ』という声が聞かれるのは現在でもよくあるが、あくまでもキー局や有力独立UHF局を擁し、地上波のアニメをほぼ100%視聴できる南関東地方(1都3県)や、大半をネットする関西・中京圏でしか歓迎されず、それ以外の地方(特に五大都市圏以外)に在住するファンやおたく層からはローカル局では放送されないと判断され、冷めた目で見られている。
- ^ 一部のアニメ作品ではスカイパーフェクTV!、e2 by スカパー!、ケーブルテレビの各チャンネル(主にアニメ専門チャンネル)でも放送したり、ブロードバンド配信を行っているが、それでも地域格差を完全に解消するには程遠いのが現状である。
- ^ 茨城県に至っては県域放送の民放テレビ局が未だに開局していない都道府県であるため、関東ではもっとも不利な地域ということになる。
- ^ UHFアニメに至っては、北海道・福岡県・佐賀県などの地域よりも不利な条件にすら化している。そのため、テレビアニメを求めている視聴者(主に若年層)の地域離れや東京一極集中の一因にもなっているのは否めない。地上波デジタル放送の推進に伴う政策から、混信による県外U局の受信障害、ケーブルテレビ局(特に小規模局)による県外U局の再配信も打ち切る局が相次いでいる為、尚更である。逆にいえば、それが都心部に人口が集中する一因にまでなっている。
- ^ 逆に、在阪局・在名局で制作して放送されるアニメを、在京キー局で逆ネットしない例も一部あるが、そのような場合は関東広域圏に在住する視聴者(主におたく層)から未放送に対する苦情が殺到するのは明らかであるため、大半は独立U局ネットとなる。
- ^ 関西テレビ放送のテレビアニメ制作実績は深夜帯も含めて僅か3本のみで、UHFアニメの幹事局担当作品の方が多いほどである。
- ^ メ~テレ(名古屋テレビ)は、1969年に放送された「史上初の在名局制作アニメかつ地方局制作深夜アニメ」である『六法やぶれクン』を制作している(ただし当時はクロスネット関係にあった日テレ系で放送された)。
- ^ 現在は月曜朝の『しましまとらのしまじろう』を制作。参入当初は暫く月曜18:00~18:30枠を担当していた。
- ^ TVhに関しては一部地域放送の単独制作作品あり(『ヘイ!ヘイ!シュルーム』)。
- ^ 『onちゃん夢パワー大冒険!』『白い恋人』など。いずれも北海道ローカルで先行放送の後、道外のANN系列局・BS朝日などで放送。なお、前者は自社制作だが、後者は石屋製菓制作である。
- ^ 過去に一度だけ、MBS制作の『フォーチュン・クエストL』が異系列のテレビ東京にネットされた事例がある。これはMBSが腸捻転時代にテレビ東京の前身である東京12チャンネルとネット関係があり、その名残で現在もテレビ東京の大株主である事も影響している。
- ^ MBSに至っては、同一系列のTBS・CBC制作深夜アニメよりも、自ら幹事局を担当するUHFアニメを優遇する傾向が強いほどである。
- ^ 余談だが、通常であれば例え打ち切りにされたとしても、その後番組もしくはつなぎ番組の準備を行いながら、該当作品は短縮版のストーリー構成に変更するなどで対応する例が殆どであるが、今回はそれらの動きすらない状況下での決定劇であった事が、ytvの諏訪道彦プロデューサーの公式ブログから伺える。
- ^ その後、暫定的に空いた枠を利用して『名探偵コナン』を1時間枠化し、2008年1月からはかつてフジテレビ系列で放映された『ヤッターマン』のリメイク版放映が決定した。
- ^ ただし再開当初は平日午前帯に放映。
- ^ 福岡放送では「放映(再開)の予定はありません」と、自社公式サイトで発表している。
- ^ 特に深夜帯では他系列では極めて少ない『4クール、もしくはそれ以上の放送期間』の作品が複数存在するほどである。
- ^ 腸捻転時代は朝日放送(ABC)とネット関係にあり、ABCもTBSと比べるとアニメ制作に熱心である。
- ^ 番組開始当初は火曜18:55~19:24枠だったが、視聴率不振で枠降格。
- ^ MBSや中部日本放送(CBC)と言ったネット局では深夜帯での放送であった。
- ^ CBCも全日帯アニメを手掛けていた時期もあったが、『ウルトラマンネクサス』以降はMBSと入れ替わるように平成ウルトラマンシリーズ製作担当局となった関係で休止状態にある。
- ^ 一方でその頃からMBS制作アニメにおけるエロティック・グロティック描写や戦争・人体実験などの過度な表現描写が問題視されるようになった。
- ^ MBSやCBCも力を入れており、近年ではTBSでも両局制作作品の逆ネットも開始。
- ^ 東海テレビは諸事情で一時撤退していたが、2007年7月より再開(ただし関西圏では関西テレビとの組み合わせから、独立U局ネットに変更)するも、同年9月に発生した事件の影響で打ち切られ、2008年1月期より『true tears』までUHFアニメが存在しない事態となった。
- ^ 『グリーングリーン』や『はっぴぃセブン~ザ・テレビまんが~』など。
- ^ テレビ東京系の全日帯アニメの一部でも地上波版では演出上どうしてもサイドカットが出来ないシーン以外は同様の処理を施して放送している(BSジャパン放送時はフルサイズ)。ただし、2007年4月改編以降は一部の作品で地上波アナログ放送でもレターボックス形式で放送する例が出ている。
- ^ 山崎一幸 「結末はDVDで……テレビアニメに“あのね商法”が流行か?」『INTERNET Watch』2006年4月6日、インプレス。
- ^ 例:TBS土曜夕方5時半枠放送作品において、系列局のMBSでは深夜帯の『アニメシャワー』枠で放送される場合があり、2007年4月放送開始の『ラブ★コン』も同様である。これはCBCでも多く見られる。また、『アキハバラ電脳組』もネット局では全日帯での放送だったが、MBSのみ深夜での放送だった(余談だが、本作を連載していた漫画雑誌『なかよし』には「午前2時40分~放送」と記載されていた)
- ^ 例:TBSでは深夜帯に放送された『ああっ女神さまっ(第1作目)』が地上波で唯一のネット局であった北海道放送(HBC)では日曜朝6時枠での放送(途中で土曜日の同時間帯に移動)。また、TBS・MBS共同制作で2007年4月から2クール放映の『おおきく振りかぶって』は、MBSが全放送局で唯一、土曜夕方5時30分枠の全日帯放送であった。
- ^ ただし、第2期となる『R2』は、2008年4月よりTBS系列日曜夕方5時枠全国ネット放映となる予定である。
- ^ 夕方枠に自社制作の生放送バラエティ番組『ざまぁKANKAN!』を放送したため。
- ^ 中にはネットそのものが無かった例もあったり、編成の都合で頻繁に放送日時が変更された作品もあった。
- ^ 近年ではTOKYO MXが再放送枠や時期によっては新作UHFアニメ枠を同時間帯に設けている。また、tvkもUHFアニメの新作を同時間帯に放送したことがある。
関連項目
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