シチュエーション・コメディ
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シチュエーションコメディ(situation comedy)はコメディのジャンルのひとつで、登場人物や場面が固定された連続もののコメディ作品やその手法を指す。しばしばシットコム(sitcom)と略される。
米国においてラジオドラマの一ジャンルとして普及していたが、現在ではテレビドラマとして盛んに作られている。米国では、スポーツがシーズンを迎える夏には放送を休止し、夏から春先にかけて放送されることが多い。
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特徴
シチュエーション・コメディは概ね次のような特徴をもつ。
- 連続ものだが原則として1話完結で、回をまたがる物語のつながりや進展は希薄である。
- 主要な登場人物はほぼ一定。メンバーがたまに変化したり、ゲストが登場したりすることはある。
- 主要な舞台が固定されている。家庭や職場などの環境がしばしば使われる。
このような設定のもとで、毎回事件が起きるなどして生じるコミカルな状況が描かれる。
英米におけるテレビドラマの一大ジャンルであり、有名な例としては『奥さまは魔女』『フルハウス』『フレンズ』やアニメーションの『ザ・シンプソンズ』などが挙げられる。
日本でもかつては『おくさまは18歳』や『雑居時代』などのシチュエーション・コメディが頻繁に放送されていた。香川登志緒脚本、澤田隆治演出による『スチャラカ社員』(朝日放送 1961年‐1967年)は日本初のシットコムと呼ばれている(ハリウッドの演出家が偶然この番組のカット割りを見て、日本にもシットコムのようなものがあるのかと驚いたというエピソードもある)。 一方で三谷幸喜脚本・演出による「HR」(フジテレビジョン 2002年‐2003年)を日本初だとする説もある。しかし、三谷の代表作である『やっぱり猫が好き』がシットコムの流れを汲んでいることや、小林信彦が週刊文春の連載コラムで「日本初の本格的シットコムは1960年代に放映された『スチャラカ社員』である」と物言いをつけた(三谷自身は当初「日本初の本格的シットコム」を謳い文句にしていた)こともあり、どの作品が日本初のシットコムであるかは明確ではない。
多くのシットコムで、劇中にラフ・トラックと言われる観客の笑い声が挿入されることがある。スタジオに設置された観客席で観客が演技を見て笑った声を編集して挿入されるため、非常に自然な笑いになる。ラフ・トラックを使っていないシットコムとしては、FOXで放送されている『マルコム in the Middle』、『アレステッド・ディベロップメント』、NBCで放送されている『Scrubs』、BBCで放送された『The Office』などがある。ドラマではないが、日本ではオレたちひょうきん族やドリフ大爆笑でラフ・トラックが使われた(ただし会場の観客はおらず、市民やスタッフの笑い声を合成処理したもの)。
代表的なシットコム
日本以外
- アーノルド坊やは人気者
- アイ・ラブ・ルーシー
- あなたにムチュー
- アルフ
- 宇宙船レッド・ドワーフ号
- 奥さまは魔女
- がんばれベアーズ
- 恋するマンハッタン
- コスビー・ショー
- サウスパーク
- ザ・シンプソンズ
- サブリナ
- ザ・モンキーズ
- ジョーイ
- スピン・シティ
- ソープ
- そりゃないぜ!? フレイジャー
- TVキャスター マーフィー・ブラウン
- となりのサインフェルド
- パパにはヒ・ミ・ツ
- パパは何でも知っている
- ファミリータイズ
- フォルティ・タワーズ
- ファーザー・テッド
- ふたりは最高! ダーマ&グレッグ
- ふたりは友達? ウィル&グレイス
- フルハウス
- フレンズ
- Hey!レイモンド
- M*A*S*H
- 愉快なシーバー家
- ルーシー・ショー
日本
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴 Text is available under GNU Free Documentation License. |