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クロマツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

?クロマツ
image:Image:Japanese Black Pine stood by the former Tokaido, in Toyohashi 2.jpg
2007年2月撮影。愛知県豊橋市にあったクロマツ。

同年同月に、虫害により伐採された。

分類
: 植物界 Plantae
: 裸子植物門 Pinophyta
亜門 : マツ亜門 Pinophytina
: マツ綱 Pinopsida
亜綱 : マツ亜綱 Pinidae
: マツ目 Pinales
: マツ科 Pinaceae
: マツ属 Pinus
: クロマツ P. thunbergii
学名
Pinus thunbergii
Parl.
和名
クロマツ
英名
Japanese Black Pine

クロマツ(学名Pinus thunbergii、シノニムP. thunbergiana)は、北海道をのぞく日本韓国の海岸に自生するマツ属の一種である。別名「雄松(オマツ)」。

目次

特徴

樹高は、40mに達することもあるが、自然の状態では滅多にそこまでは成長しない。記録的な高さのクロマツとしては、春日神社の松(鳥取県)の66m、緩木神社の松(大分県)の60m、大日松(茨城県)の55mなどがあるが、現存しているものはない。

針葉は二葉で、7~12cmの長さで幅が1.5~2mm。球果は4~7cmの長さである。樹皮は灰黒色で厚く、亀甲状に割れ目が入りはがれる。

アカマツと比較してっぽい樹皮をしており、名前はこれによる。針葉もアカマツより硬く、枝振りも太いことから、別名「雄松(オマツ)」とも呼ばれる。一方、アカマツは「雌松(メマツ)」と呼ばれる。クロマツとアカマツの交じっている林では稀に雑種(アイグロマツ)が生じる。

利用

汚染と塩害に強いために、街路樹や防潮林に使われる。いわゆる浜にある松原はクロマツで構成される。また、一般的な園芸用樹種であり、古来から盆栽用の樹種としても使われている。北米では、カミキリを媒介者としてアメリカマツノザイセンチュウのために、広い範囲で死滅している。続いて青変が進入すると速やかに樹勢が衰え、枯死する。このマツノザイセンチュウは偶発的に日本へも侵入し、クロマツ林分に打撃を与えている。

写真集

関連項目


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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