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アスピリン・ジレンマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アスピリン・ジレンマとはアスピリンの投与量により抗血栓形成効果が減弱されたり増強されたりする現象。同一薬剤が投与量によって、全く逆の作用をするわけである。

アスピリンは血小板凝集を抑制するPGI2と血小板凝集を促進するTXA2の双方の抑制するが、低用量では比較的選択的にTXA2を抑制することにより血小板凝集を抑制する。このため低用量(成人で81-100mg/1day程度)のアスピリンを血栓・塞栓の予防目的で投与することがある。しかし大量投与ではPGI2がより強く抑制され、血小板凝集の抑制作用が減弱される。

関連項目

  • 血管内皮細胞

参考文献

  • 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月8日 02:04 版 改訂履歴
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